2003-06-10 第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第21号
しかしながら、破綻を未然に防止して生保の再生を図るという点から申しますと、今回の予定利率の引き下げ制度は契約者保護の選択肢をふやすものであり、大きな意味があるというふうに思います。生保各社の経営実態を日常的に把握することが可能な監督当局におきまして適切な運営が行われることにより、この制度が有効に機能することを切に希望しまして、私の意見陳述といたします。 ありがとうございました。(拍手)
しかしながら、破綻を未然に防止して生保の再生を図るという点から申しますと、今回の予定利率の引き下げ制度は契約者保護の選択肢をふやすものであり、大きな意味があるというふうに思います。生保各社の経営実態を日常的に把握することが可能な監督当局におきまして適切な運営が行われることにより、この制度が有効に機能することを切に希望しまして、私の意見陳述といたします。 ありがとうございました。(拍手)
しかしながら、大手各社は、この間の金融庁の介入行政になびき、逆に、予定利率の引き下げ制度を使うことはないと言明しながらも、本法案についての参考人意見では賛成の旨を述べられました。内心だれも賛成しない法案を強権的に政府の主導においてつくり上げていくといったこのような手法は、全く了解し得るものではありません。
議論の過程におきましては多くの委員から非常に幅広い視野に立ったさまざまな意見が示されましたが、主なものを御紹介申し上げますと、予定利率引き下げ制度が生命保険業の危機的状況を打破する有効な選択肢であり得るかどうかという疑問点、それから予定利率引き下げが保険契約者の利益になるか否かということに関する疑問点、それから予定利率引き下げ制度そのものがうまく機能するか、ワーカブルかどうかということに関する疑問点
○伊藤副大臣 先ほどからお答えをさせていただいているように、私どもとしましては、早期の是正措置あるいは早期の警戒制度というものを活用しながら、早目早目に経営改善が図られるように、そのことを促していくわけでありまして、大臣も本会議中に御答弁をされているように、予定利率の引き下げ制度そのものについては、保険会社、そして保険契約者による自主的、自治的な手続の中で進められるものでございまして、当局が契約条件
これらを踏まえれば、国民の多くが加入している生命保険の保険契約者の真の保護という観点から、予定利率の引き下げ制度という、破綻に至る前のセーフティーネットを用意することは、ぎりぎりの政策としてやむを得ないと考えます。 今回の制度整備の趣旨について、竹中金融担当大臣に改めて説明を求めます。
予定利率引き下げ制度の趣旨についてのお尋ねがございました。 我が国の生命保険を取り巻く環境は、契約高の減少、株価の低迷等に加えまして、超低金利の継続によるいわゆる逆ざや問題により、一層厳しいものとなっているというふうに認識しています。
こうした電気料金、ガス料金の引き下げ、制度的な引き下げ、こういうものは市場メカニズムで決まります一般消費財、これの値下げをさらに促進するものと、こういうふうに理解をしております。若干時間がかかることはどうしても避けられないわけでありますけれども、もう現にかなり消費者物価については上昇率が顕著に低下をしてきている。
また、新聞等によりますと、財政当局が今年度の価格問題につきましては、価格の引き下げ、制度の改善、これを行う、大蔵当局がそれを非常に強く推進をしているというふうに言われておりまして、昨日農林水産省におきましてもいろんな考え方を取りまとめたようであります。