ただいま先生がお尋ねのことでございますが、調査委員会を発足いたしまして、現実に調査委員会活動としましては式場取締役等を初めとしますリクルート関連の株の所有の問題、あるいはリクルートとの仕事上の契約のあり方、そういったものについて調査を進めてまいりました。その間、私ども役職員、幹部の株の保有についても調査をしてまいりました。真藤会長にも当然でございますが株の件については調査をしたわけであります。
○参考人(山口開生君) ただいまの委員会の件につきましては、調査委員会を設置してございまして、その調査委員会でいろいろと調べておりますが、その内容につきましては、既に株に関係いたしました元長谷川取締役、それから式場取締役等についての業務内容の調査、関係等についてずっと調査をしてまいっております。
そして国会で証人喚問として証言されたおたくの式場取締役が、コスモス株と別にリクルート本社の株を一万株譲渡されておったという報道がきょうの夕刊に報道されていますが、その事実関係についてお答えを願いたいと思います。
○参考人(村上治君) 調査委員会での調査によりまして、式場取締役からはリクルート社株一万株を六十年の暮れにリクルート本社から譲り受けた、この報道につきましては事実であるということを確認いたしました。そして、昭和六十年十二月に江副氏から話がございまして、親しい方であるとか……
NTTの式場取締役、また、前の取締役で現在リクルートの関連会社の社長をしている長谷川氏、これに次いで真藤会長の秘書である村田さんにもコスモス株が流れたということが明るみに出ておりまして、NTTとリクルートの癒着関係に対する疑惑が一段と広がってきたのは当然でございます。
○参考人(鴨光一郎君) 式場取締役の行動についての御質問でございますけれども、私ども、ただいま御指摘のような特別な便宜供与があったかなかったかということにつきましては、当面の社としての問題でもございますので、社内の調査委員会におきましてこれらの問題を調査いたしたわけでございますが、これまで調査いたしました結果におきましては、御指摘のような事実はないという確信を得ているところでございます。
第一点は、役員の方々にリクルートの株が譲渡されている、この問題をめぐりまして、特に今度の真藤会長の責任問題、また式場取締役の責任、こういうものにつきまして、社長としてどのように今お考えになっていらっしゃるか、お聞かせいただきたいと思います。
それは、この今回の事件を通しまして、真藤会長の責任について今山口さんは社長としてどのようにお考えになっておられるか、また、式場取締役の責任問題についてはどのようにお考えになっているか、このことについてお考えをお聞かせいただきたいと思います。
回線リセール事業の認可が行われる、直接の責任者が式場取締役である、NTT関係者から地検も事情聴取をしている模様であるというのが報道をされておりますが、刑事局長はこの事実関係をどういうように説明をされますか。