1948-07-05 第2回国会 衆議院 国土計画委員会 第18号
○一松國務大臣 十億の予備費を所管の災害に充当するのでございますが、建設院当局といたしましても、決して、これで十分であるとは思つておりません。もちろんこの金は一度に出してしまうものではなく福井の災害につきましてもこの中より出すのでございます。將來提出される追加予算によりまして適当に財政的な措置は講じ得ると思うのでございます。
○一松國務大臣 十億の予備費を所管の災害に充当するのでございますが、建設院当局といたしましても、決して、これで十分であるとは思つておりません。もちろんこの金は一度に出してしまうものではなく福井の災害につきましてもこの中より出すのでございます。將來提出される追加予算によりまして適当に財政的な措置は講じ得ると思うのでございます。
以上が建設院当局より聽取せる大略でありまして、さらに進んで具体的に実行可能なる緊急実施計画を樹立せねばなりません。國家の再建の根本は治山治水にありといつても過言ではなく、これの早急なる解決こそ、民生安定の基であります。從つて來國会におきましても、本小委員会をさらに継続されんことを特に委員長において御配慮ありたいと思うのであります。
近縣よりは多大の援助をいただいている次第でございますが、建設院当局におきまして、特にこの点考慮していただきたいと存ずるのであります。臨時集会におきまして第一に被害僅少なる各郡に対して、死体発堀、道路整備のため青年を集めており、なお各縣へも頼んでおりますが、この点地方建設局よりも各縣へ御連絡願いたいのであります。
えておるわけでありまするが、それより更に進みまして、もう少し徹底的に機構を改革いたしたいという方針の下に、先程申上げましたように、各省等の設置法の案を作るに当りまして、その方針の具体化に努めたい、こういうふうに考えておるのでありまして、又今お尋ねになりました建設省の問題につきましても、同じような方針の下に更に檢討を加えて行きたい、行くつもりでおるのであり手が、いろいろな事情から建設院を建設省にいたすことは、これはすでに建設院当局
完成につきましては、建築院当局は二月末を予定しておりますが、小委員会の意向として、成るべく速やかなる完成を申入れました結果、建設院当局も極力御期待に副うよう努力するとのことでありますから、幾分早目に完成するものと考えます。完成の上は議員及び事務補助員全部の事務室兼住居室として理想に近い建物となるわけであります。
本日の議事は公報に掲げてあります通り、災害復旧並びに河川改修等に関する二十三年度予算について、建設院当局より説明を聽取することにいたします。
次に住宅復興資材費、前年度は七億円、本年暫定で一億百万円を計上しておるのでありまするが、この住宅関係につきましては、ただいま建設院当局と二十三年度の全体の計画を檢討中であります。暫定予算といたしましては、さしあたり二十二年度の四万四千戸計画に要する金額の十二分の一額だけ計上いたすということにいたしたのであります。
まず建設院当局よりの説明を求めます。
○山崎委員長 それでは各府縣廳に向つて、ただいま大藏大臣が説明された通りに、六億六千万円の範囲内において銀行において融資するという点については、建設院当局からも御通知があつたわけですね。
○淺利委員 私少し遅れて出ましたから前に発言があつたかもしれませんが、今國土局長の御意見を伺つてみましても、建設院当局は非常に努力しておるけれども、微力のいたすところでなかなか思う通りにならぬ。こういうお話であります。この問題は根本的には大藏省が十分に認識して、大藏省にわれわれは当らなければならぬ問題だと思うのであります。