1947-09-30 第1回国会 参議院 本会議 第34号
然るに治山と治水とは密接不離の関係にありますから、今回内務省の解体に際し、須らく建設省を設置して、旧内務省の國土局に合せ、農林省の林野局と開拓局、商工省の電力局、これらを建設省の所管に移し、治山治水と併せて、大和水との利用方面を綜合統一し、國土保安と國利開発の完璧を図るべきことを、ここに各位に提議するものであります。 最後に論及したいことは、水害防備体制の確立であります。
然るに治山と治水とは密接不離の関係にありますから、今回内務省の解体に際し、須らく建設省を設置して、旧内務省の國土局に合せ、農林省の林野局と開拓局、商工省の電力局、これらを建設省の所管に移し、治山治水と併せて、大和水との利用方面を綜合統一し、國土保安と國利開発の完璧を図るべきことを、ここに各位に提議するものであります。 最後に論及したいことは、水害防備体制の確立であります。
建設院のごとき半端な役所を作ることによつて到底でき得るものではなくして、どうしても綜合的な、計画的な実施を行い得るような建設省を作ることによつて、強力にこの土木事業を行つて行なければならないと思うのでございます。
付託事件 ○建設省の設置に関する陳情(第三十 六号) ○建築行政の地方移管に関する陳情 (第四十号) ○建設省の設置に関する陳情(第七十 二號) ○労働省設置法案(内閣送付) ○昭和二十年度歳入歳出総決算 ○昭和二十年度特別会計歳入歳出決算 ○昭和二十年度歳入歳出決算檢査報告 ○建設省の設置に関する陳情(第八十 三号) ○建設省の設置に関する陳情(第八十 六号) ○建設省の設置に関する陳情
受田 新吉君 出席政府委員 法制局長官 佐藤 達夫君 法制局次長 井手 成三君 總理廳事務官 前田 克巳君 行政調査部公務 員部長 淺井 清君 大藏事務官 今井 一男君 ————————————— 九月二十七日 中央出先廳廢止に關する陳情(第三四二號) 建設省設置
一体GHQとの交渉の経過においてもどこまで進んでおるか、私はやはり小委員会において主張したごとく、殊に今囘の水害等を奇縁として建設院のごとき、まるで生半可な、農林省の持つておる土工事業の一つの行政権限と、内務省のそれとが実に対立して同じ國土の開拓、その他河川の問題、或いは漁港等いろいろな面において二つの行政官廳が互いに対蹠的に相対立しておるということは、私は実にこれは不都合千万である、是非これは建設省
しかし將來國土計畫、あるいは建設省でありますか、建設院でありますか、行政機構の改革が行われてまいるだろうと思います。その場合には趣旨のごとくに當然この問題がどう取扱われていくかということについて議題になるべきはずりものと思いますので、そのとき關連いたしまする各省の上に、一定の道路行政とマッチしたものを決定いたしまして、さらに國會にお諮りいたす順序になつていくだろうと思います。
○松澤(一)委員 この際いろいろの御議論が出ますので、私もちよつとお伺いしておきたいことは、農林省の開拓局が、建設院なり建設省に合流することに非常に反對だという意見を聞いておりますが、この際前非を悔いて建設省一本にこれがまとまつて、日本の國土計畫を總合的にやる意思があるかどうか、この際私はむしろお若い局長級の方たちから、ひとつ承つておきたいと思うのであります。
災害地、殊に荒廃した國土を何とかして再建設しなければならぬと考える政治家がないのか、しかも強力なる力をもつて速やかに回復するようなことを考える政治家はないのかと、まず挨拶をした上に、實際面において公共事業省のごときものが生れぬのは、どういう事情かということを聽かれたのでありますが、われわれが國土計画委員会を通じて知つたことは西尾官房長官を初めとし、内務大臣も、あるいは復興院の総裁も、ことごとくあげて建設省
今村君の第一の御質問は、建設省に関する問題でありました。今回の水害につきましては、國民の一人といたしましても、また政府といたしましても、罹災者の各位に対しましては深甚の同情を表し、できるだけの対策を立てまして、救済の実をあげたい。今後再びかくのごとき災害のないようにいたしたいと深く考えて、政府におきましては、それぞれ対策を立てつつあるのであります。
付託事件 ○戰災都市復興計畫事業費の補助金増 額に關する陳情(第二十六號) ○秋田縣米代川竝びに阿仁川改修速成 に關する請願(第八號) ○全國主要道路の整備に關する陳情 (第六十九號) ○小名濱港修築に關する請願(第十八 號) ○廣島縣下の砂防工事緊急實施に關す る請願(第十九號) ○鈴鹿川改修の復活及び建設省の設置 に關する陳情(第八十八號) ○長野縣茶臼山地辷り對策竝びに岡田 川改修工事
先きに衆議院におきましても、内務省の解體に伴いまして、建設院を建設省にせよというような議論が委員會で盛んに持ち上つておりまして、現に持ち上つておるのでありますが、それの意見の根本は大體今中井さんの仰せられた意見と一致いたします。この治山治水のこういう水害對策なんかも一つ國家的に、本當に根本の原則を決めて立てねばならん。この根本の原則は國土的計畫から行かねばならん。
付託事件 ○戰災都市復興計畫事業費の補助金増 額に關する陳情(第二十六號) ○秋田縣米代川竝びに阿仁川改修速成 に關する請願(第八號) ○全國主要道路の整備に關する陳情 (第六十九號) ○小名濱港修築に關する請願(第十八 號) ○廣島縣下の砂防工事緊急實施に關す る請願(第十九號) ○鈴鹿川改修の復活及び建設省の設置 に關する陳情(第八十八號) ○長野縣茶臼山地辷り對策竝びに岡田 川改修工事
○委員長(赤木正雄君) 私も實は建設省の問題が若しも決算委員會などに廻つて來たら、これはどうも私としては手が拔けられんものですから、それを實は考慮しておるのであります。無論私も行きたいとは思つておりますが、その點が非常に氣になつております。それからもう一つ考えますのに、利根川の大決壊というのは、明治四十三年以來の我が國としては未曾有の水害と覺えております。
八月三十日 道路交通行政を運輸省所管とするに反對の陳情 書(第一三六號) 建設省設置に關する陳情書外九件 (第一五四號) 中央官廳の出先機關廢止に關する陳情書 (第一五八號) 中央官廳出先機關設置反對に關する陳情書 (第一六四號) 金澤市に地方商工局及び財務局設置に關する陳 情書( 第一七二號) 中央官廳の地方出張所設置反對に關する陳情書 外一件(第一 八八號) 九月十三日
どうしても我が日本のごとく、日夜に摩滅するところの国土を保護し、又交通、利水、治水、その他四百万戸に上るところの住宅の建設、百十九に上るところの戰災地の復興に対しましては、強力なる建設省を設けて管理する必要ありと信ずる者であります。(拍手)これを要しまするに、我が國の行政機構は未だ熟成されておりません。又営團、統制会社にしても、國民に迷惑を掛けて、おるところの機関は頗る廣いのであります。
或いは新らしい社会事情に應じて新設の省を設けなければならんとか、或いは省の廃合を行わなければならんとか、建設省の問題だとかは、その具体的な例だと見ることができるのでありますが、そういうような問題がある。或いは又板野君も触れられたのでありますが、前の自由党の論者の方も触れられたのでありますが、安本の機構をどうするかというような一連の行政官廳に関する問題があるのであります。
そこで農林大臣は國土省というか、あるいは建設省というかによつて總合的なる計畫を立てられて、日本の國土の再建のためにいかに努力されるか、その點についてどういう御熱意があられるか承りたいのであります。
又一委員より、労働省新設が刺戟となり、或いは建設省或いは水産廳等の新設とならざるか。更に行政整理を考慮せざるやとの質問に対し、政府は、新省の設置、新機構の増設は國費の増加を伴う故に、必要止むを得ざるものを除き極力その増設を避ける方針である。又行政整理は各般の部面より綜合的に決すべきものであるが、單に経理画のみから見るならば、その必要を認めるとの答弁がありました。
付託事件 ○戰災都市復興計畫事業費の補助金増 額に關する陳情(第二十六號) ○秋田縣米代川竝びに阿仁川改修速成 に關する請願(第八號) ○全國主要道路の整備に關する陳情 (第六十九號) ○小名濱港修築に關する請願(第十八 號) ○廣島縣下の砂防工事緊急實施に關す る請願(第十九號) ○鈴鹿川改修の復活及び建設省の設置 に關する陳情(第八十八號) ○長野縣茶臼山地辷り對築竝びに岡田 川改修工事
思いきつてこの機會に政府が國土省なり建設省なりを設けて、總合的統一的の施策を立てるのでなかつたならば、この災害を防止することはできないことを現地によつてはつきり認識してまいつたのであります。この點については運輸省には護岸計畫があり、商工省には電力局の關係があり、農林省には開拓局の關係がある。それらのものを全部ひつくるめて建設省なり國土省を設けるのでなければ、だめである。
建設院あるいは建設省の問題につきまして、私自身の所管いたしております問題との關連によりまして御答辯を申し上げますならば、戰時中海軍の施設本部の仕事を終戰後におきまして鐵道が接収をいたしまして、現在運輸建設本部として各般の建設工事に當つております。
そこで建設院あるいは建設省をつくりまする場合に、現在運輸省海運總局で掌つておる港灣行政をその方にもつていつたらどうか、かような御意見のように拜聽いたしました。實はその問題につきましては、政府としては根本的に深く掘り下げて目下研究中であります。
○古池政府委員 ただいまのお尋ねの第二點の、建設省ができるとすればその際に商工省の電力局を移管するというようなことがあるかどうか、それに對する考えはどうかというお尋ねであります。この問題は實は公式に何ら私ども相談に與かつておらないのでありまして、その意味から申しまして公式な意見を述べるということはできないわけであります。
それから第二には傳えられるところによりますと、内務省の解體に伴つて建設院の創設案が問題とされておりますが、それに關連いたしまして、むしろこれを擴充して建設省をつくつたならばどうかというのです。それぞれの關係委員會等において話題になつておるようでありますが、その建設省案によりますれば、現在の商工省の電力局をもこれに吸收するというように聞いておるのであります。
建設省の問題は私どもまだよく存じません、またそれほど研究してもおりませんし、意見はございません。これはむしろ國務大臣の方にお聽きになつていただきたいと思います。 それから配電事業の民主化の問題は早晩配電事業の機構につきまして研究いたしたいと思います。少くとも獨占事業の關係で、これはただいま研究中でございます。いずれも御答辯できなくてはなはだ殘念でございますけれども、御了承願いたいと思います。
付託事件 ○建設省の設置に関する陳情(第三十 六號) ○建築行政地方移管に關する陳情 (第四十號) ○建設省の設置に蘭する陳情(第七十 二號) ○昭和二十年度歳入歳出総決算(内閣 提出) ○昭和二十年度特別會計歳入歳出決算 (内閣提出) ○昭和二十年度歳入歳出決算檢査報告 (内閣提出) ○建設省の設置に関する陳情(第八十 三號) ○建設省の設置に關する陳情(第八十 六號) ○建設省の
何故かようなことを伺うかと申しますと、勞働省新設ということと同時に、單に各省の中で或いは建設省を新設するとか或いは水産廳の問題とかいうようなものがありますが、そういうことがまだ胚胎して來ないでもなかろうかと考えますので、大體これに對する大藏大臣の考えはどれ程のおつもりでありますか、ちよつとそれを聴いて置きたいのであります。
付託事件 ○建設省の設置に關する陳情(第三十 六號) ○建築行政の地方移管に關する陳情 (第四十號) ○建設省の設置に關する陳情(第七十 二號) ○昭和二十年度特別會計歳入歳出決算 (内閣提出) ○昭和二十年度歳入歳出決算檢査報告 (内閣提出) ○建設省の設置に關する陳情(第八十 三號) ○建設省の設置に關する陳情(第八十 六號) ○建設省の設置に關する陳情(第九十 三號) ○建設省
この議會の空氣を見ましても、或いは建設院を直して建設省にする、或いは水産廳を一遍に變じて水産省にする、増産の方面なり、又我が國の建設復興の方面からしていろいろの意見が胚胎いたしておると信じます。これに對して總理は、政府は將來どういうふうなお考えであらせられますか、ただ現内閣において本省だけに止めるという先日の國務大臣の言明をそのまま信じてよろしいのでありますか、その點を伺いたいと思います。