1976-05-11 第77回国会 衆議院 社会労働委員会 第6号
ただ、さっき言ったように、下請の下請の下請で、次の日になれば会社はもぬけのからだったという、こういうものをいかにして抑えようかという苦労のあれはわかるにしても、この今回の法案は、せっかく一番大事な建設労働関係法をつくるなら、やはり日雇い、出かせぎ、季節労務者、一人親方、こういった者がなぜ対象にならなかったのだろうか。これは恐らく作業の過程でいろいろと論議したと思うのです。
ただ、さっき言ったように、下請の下請の下請で、次の日になれば会社はもぬけのからだったという、こういうものをいかにして抑えようかという苦労のあれはわかるにしても、この今回の法案は、せっかく一番大事な建設労働関係法をつくるなら、やはり日雇い、出かせぎ、季節労務者、一人親方、こういった者がなぜ対象にならなかったのだろうか。これは恐らく作業の過程でいろいろと論議したと思うのです。
そこで、どうしてこういう問題が起きるのだろうか、その論議をこの委員会でやった結果、労働省の方で、附帯決議論議のあれで、それじゃ一応立てかえ払い制度を提案しましょう、つくりましょう、それから出かせぎというのは、おおよそ建設業務に携わっているから建設労働関係法を出しましょう、労災関係はさらにシビアに強制業務ができるようにやりましょう、こういったことで一気にこの国会に提案されました。