1968-03-14 第58回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第3号
○神門分科員 順序、緩急は予算の範囲内でやっているということなんで、その範囲内でお考えになっておるだろうとは思うが、そのように鉄道建設公団そのものの存在を合理的と認められて、なおかつやっている新線が国策上必要だ、こういうふうにおっしゃっている。あるいはいま総裁のほうから話があったように、赤字線であろうともレールをはずすというふうなことは地域住民のために望ましいことではない。こうおっしゃっている。
○神門分科員 順序、緩急は予算の範囲内でやっているということなんで、その範囲内でお考えになっておるだろうとは思うが、そのように鉄道建設公団そのものの存在を合理的と認められて、なおかつやっている新線が国策上必要だ、こういうふうにおっしゃっている。あるいはいま総裁のほうから話があったように、赤字線であろうともレールをはずすというふうなことは地域住民のために望ましいことではない。こうおっしゃっている。
私はその議論はいたしませんけれども、要するに、国鉄の今日の財政から見て、依然として、建設公団そのものがありながら国鉄が七十五億の金を出さなければならぬというところに私は問題があると思う。これは来年からの問題だと思いますから議論はやめますが、それから建設公団のいまの副総裁のお話も、これを、まあ数字が一応ことしの具体的なものは五百二十五億という数字を出されている。
建設公団ができるというが、建設公団そのものはある意味からいけば建設について管理機関なんです。一つも技術があるわけではない。結局鉄道の技術を二分するということ以外にない。二分もしくは鉄道の技術を移譲する、転出せしめるということ以外にはないわけであります。それはどこから新しい技術要素が生まれてくるのですか。現在の国鉄の技術陣にまさる技術陣が日本のどこにあるか。
○瀬谷英行君 結局、大臣の答弁も同じようなことを繰り返されることになりますけれども、さっきから私も何回も言っておりますように、地域格差の是正であるとか、開発であるとかということを考えて、公共の建前でもって建設公団を作るのだということになれば、建設公団そのものの使命というものは、国鉄が独立採算制でもってやっていかなければならぬから、だから国鉄に負担をかけないために、建設公団は別個の機関でもって、そして