2013-04-25 第183回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
この米の延べ払い輸出の実施以降の利息増加分についてでございますけれども、これは食料安定供給特別会計の米管理勘定において毎年のいわゆる資産増加分として計上をしているということ、また一方、この米管理の勘定につきましては、備蓄米の売り買いや管理の実施等におきまして損失、いわゆる赤字が発生するために例年一般会計からの繰入れを行っているところでございます。
この米の延べ払い輸出の実施以降の利息増加分についてでございますけれども、これは食料安定供給特別会計の米管理勘定において毎年のいわゆる資産増加分として計上をしているということ、また一方、この米管理の勘定につきましては、備蓄米の売り買いや管理の実施等におきまして損失、いわゆる赤字が発生するために例年一般会計からの繰入れを行っているところでございます。
当時、お米を延べ払い輸出したという背景には、その当時、その国の政府が、自国民をやはり飢えさせてはいけないというつらい思いの中で、日本に援助を求めてきたことの結果だと私は思っています。ですから、そのことに対する、確かに我々は債権を回収する責務はあるわけでありますけれども、そのことだけで議論ができない一面はあるんだろうというふうに受けとめているところでございます。
御指摘の我が国の外国政府に対する政府米の延べ払い輸出でございますけれども、アフリカ五カ国以外に、九カ国に対して約四百三十万トンの輸出を行っております。債権残高は二百一億円になっております。 この九カ国のうち、三カ国については返済が完了しております。五カ国は計画どおりに返済中であります。残り一カ国が、初回の利息だけ返済が行われた後、滞っているという状況でございます。 以上でございます。
なお、延べ払い輸出を行った当時、これらのアフリカ五カ国は、その延べ払い輸出によって、やはり国として力をつけていただいて、きちんと返していただける援助的な役割を担ってきたということも我々は認めなければいけないんだと思うんですが、当時、重債務貧困国として今日のように認定されることを我々は想定しておりませんでしたので、そのようにお答えをさせていただきたいと思います。
○岡島政府参考人 今委員からお話ありましたとおり、我が国は、北朝鮮に対しまして、平成七年に三十五万トンの米につきまして、償還期間三十年ということで延べ払い輸出を行ったところであります。その代金は、元本として五十五・八、五十五億八千万円、利息が二十九億二千万円ということで、総計八十五億円でございます。
○吉田(公)委員 我が国の米支援でありますが、順を追って簡単に説明いたしますが、一九九五年の六月に、延べ払い輸出で十五万トン、日本赤十字社から朝鮮赤十字会へ無償で十五万トン、計三十万トンを支援したわけですね。 九月には、北朝鮮の洪水被害だ、こう言って、これは国連人道問題局というのが国連にありまして、その国連の人道問題局から洪水被害について要請があった。
私ども会計検査院では、食糧庁が実施しております政府米の延べ払い輸出に関しましては、食糧管理特別会計における債権管理が適切に行われているかといった観点から、債権の償還状況等について食糧庁会計実地検査の際に説明を聴取してきているところでございます。
平成七年度に北朝鮮に対しまして行いました米の延べ払い輸出の契約によりますと、償還期限は三十年となっておりまして、最初の十年間は利息のみの支払がなされることになっているわけでございますが、実際の利払いにつきましては、一年目の利息については返済をされておりますけれども、二年目以降の利息につきましては支払われていないという状況にございます。
さて、この前の、この前というかおととしの決算委員会で私は、米について北朝鮮と延べ払い輸出をしているものがある。これは御承知のように、平成七年六月に十五万トン、十月に二十万トン、これは延べ払いということで食糧庁とそれから北朝鮮国際貿易促進委員会、その間で約束されておる。
○政府参考人(石原葵君) 平成七年度に北朝鮮に対しまして米の延べ払い輸出をしているわけでございますけれども、その契約では、最初の十年間は利息のみの支払いがなされることになっております。 それで、一年目の利息につきましてはほぼ返済、これは総額で八千四百万円ということでございますけれども、そのうち千五百円だけが未納というふうになっております。
○政府参考人(横田淳君) 我が国がこれまで行いました北朝鮮に対する米の支援でございますけれども、まず九五年の六月に無償で十五万トン及び延べ払い輸出十五万トンの計三十万トンの米を支援いたしました。同じく九五年の十月、延べ払い輸出二十万トンを支援いたしました。
我が国の対北朝鮮米支援につきましては、九五年六月、無償十五万トン及び延べ払い輸出十五万トンの計三十万トン、同年十月に延べ払い輸出二十万トンの支援を実施しましたほか、九七年十月及び本年三月には世界食糧計画、WFPを通じ、それぞれ六・七万トン及び十万トンの政府米を支援いたしました。
「コメ支援・洪水支援」でございますけれども、4の(1)にございますように、九五年六月には、赤十字を通じて無償十五万トン、延べ払い輸出による十五万トンの計三十万トンの支援が確認されました。十月、二十万トンを追加的に延べ払い輸出することが確認されました。これらの支援、日本からの計五十万トンの輸送は四月に完了いたしております。
援助米の五十万トンのうちの三十五万トンが有償資金協力、すなわち延べ払い輸出となっておりますが、この契約は食糧庁と朝鮮国際貿易促進委員会ということで、この国際貿易促進委員会というのは民間の団体であります。それで、この契約書の中に支払いを北朝鮮政府が保証するというような一文が入っているのかどうか確認したいと思います。
このうち第一次分の半分十五万トンと第二次分二十万トンは延べ払い輸出である、有償であるということになっておりますが、十年の据え置き、二十年償還という極めて緩やかな条件であります。全体としてまことに巨額の援助であることに間違いはございません。 また加えて、北朝鮮という国はお金をちゃんと払うかどうかわからぬのですよ。
○高橋政府委員 延べ払い輸出に当たりましても、北朝鮮国民の食糧に充てるために供与されたお米でございますので、それ以外の用途に使用されないようにということで、売買契約書の中で、専ら民生用消費のために適正に使用されるというふうに定めておるところでございます。
○米田委員 食糧庁と朝鮮国際貿易促進委員会で合意された、すなわち延べ払い輸出分についても民生用であることが確認された上で船積みされておりますか、今赤十字の話をしましたが。
以上のような事情を踏まえまして、大局的な見地から、従前からの方針に従って米を追加的に延べ払い輸出をすることにいたしました。こういうのが事実関係でございます。
輸出と申しましても延べ払い輸出のようなものでございますし、長期信用でございますから、胎とかあるいはプラント輸出でございました。船につきましてはOECDのガイドラインで長期信用の有利性が失われましたので、だんだん衰えてまいります。それから、プラント輸出につきましては、一九八〇年代に入りましてから途上国の経済が停滞いたしますのにっれまして資金需要が衰えてまいります。
○内田説明員 ただいま先生御下問の件は輸銀の延べ払い輸出信用についての金額ということでございますけれども、一九八五年七月二十六日の国連安保理事会の決議に基づきまして輸出入銀行は南アに対する輸出契約の延べ払いを輸出信用を行っておりません。それ以前のものにつきましては確かに延べ払いの実績があったわけですけれども、それ以後は一切やってないという事実でございます。
○間野政府委員 船舶の延べ払い輸出につきましてはOECDの取り決めがございまして、輸出信用条件は、例えば頭金でしたら二割以上、信用期間は八・五年以内、金利は八%以上、こういった条件でなければ出してはいけないというものでございまして、我が国も参加しておるわけでございますが、最近日本の商社がこの条件よりも非常にいい条件で、韓国に船を発注する船主に対して融資を行っているという情報がございましたので、今回、
日本輸出入銀行の融資には、船舶、プラント等を延べ払い輸出するのに必要な資金を融資いたします輸出金融とかそういうふうな融資に対しまして、輸銀本・支店におきまして輸出契約書、資金証明その他の書類を調査いたしまして、貸し付けの適否とかその後の管理の妥当性を確認をしておりまして、もし必要があれば貸付先まで行って調査すると、そういうふうな姿勢で検査をしております。
したがって、いわゆる延べ払い輸出のときにリベートというものが契約の中でどう扱われておるか。リベートという言葉がいいのかどうか。いわゆる通常の商取引としての仲介手数料部分、これは輸出契約の中に入っておることが多うございましょう。
○参考人(大倉真隆君) 延べ払い輸出をしておりますときの輸出契約というのは、民間企業と相手側の輸入者との間の契約でございまして、これを私どもが私どもの責任で公表するということについては、やはりかなり慎重でなければならないんではないか。
になりますし、それから無償援助となりますと、三十万円の差額というものをどこかで持たざるを得ないというような価格関係での問題点なり財政上の苦しさということがございますし、それに加えまして、タイでございますとか、こういう伝統的ないわゆる輸出国にとりましては、日本から米がまた外国に出ていくということはある意味では自分のお得意さんが食われるということになりまして、先般までやっておりました過剰米の処理の延べ払い輸出
ところが政府の方としては、これは貸していたものを返してもらうのだ、こういうお話なんでありますが、韓国に対しまして、貸しているものと延べ払い輸出と二つあるのでしょう。だから、貸しているものがどのくらいで、輸出したものがどのくらいなのか、今までの経過を聞かせていただきたいと思います。
そして、また一面におきましては、農林省の方としては、日本の一億一千万の国民の国内におけるところの食糧の安全供給、こういうことを考えていかなければならない、こういうことでありますが、今の外務省の答弁にもありましたように、日本では米が余ってしょうがないじゃないか、税金のむだ遣いだと言われましたけれども、それを利用して海外に対しますところの延べ払い輸出をやったら、それを受けたところの途上国は大変喜んでおった
○松沢委員 第一次の過剰米の処理、第二次の過剰米の処理、それを延べ払い輸出で各国に、十年間の据え置き、二十年間の年賦償還で、金利も安く出しておりましたのですが、それが約四百五十万トン以上に及んでおります。これは外務省の方でいろいろと手配されたと思います。外務省、おいでになっていると思いますが、この援助をもらったところの各国の反応というのは、どういう反応であったのですか。