1961-02-07 第38回国会 衆議院 予算委員会 第5号
これは、食糧増産費というものは、廣川農政の時代に、食糧の増産ということでありますから、これに対する土地改良というものは、大体米の増産に重点を置いておりました。大体米が充足されたからというので、それをうとんずるわけではないけれども、さらに畑地の方向に進めていかなければならぬ。総合的な、多角的な基盤整備にしなければならないということで変わったのであります。
これは、食糧増産費というものは、廣川農政の時代に、食糧の増産ということでありますから、これに対する土地改良というものは、大体米の増産に重点を置いておりました。大体米が充足されたからというので、それをうとんずるわけではないけれども、さらに畑地の方向に進めていかなければならぬ。総合的な、多角的な基盤整備にしなければならないということで変わったのであります。
私はあとでいろいろお伺いしますが、結局今度の、私に悪口を言わせますならば、こういう法案を出して促進さして、農民の利益だとか何とかと言われるが、これは結局、廣川農政があまりに総花的な国営や何をやったんで、後始末ができないものだから、過去のものは三カ年で何とか始末はつけるが、それと並行してやるには、何とか、そうそう金も使わぬのだから、まあ一つこういうことをして農民に負担をさしてやれという悪い考え方が先になっているのだ
○平野(力)委員 これからやりたいということでありますので、これからの問題については後ほど議論するのでありますが、依然として、どういうような御言明がありましても、硫安に関する限り、最近まで廣川農政は野放しであつたと、遺憾ながらこれを承認せざるを得ません。 次に伺いたいことは、この硫安の輸出が出血である。
この三点は、廣川農政が農地制度改革に逆行するものとして、遺憾ながら私は指摘せざるを得ない。農民の所有権の魔力というものは、砂地を黄金にするというくらいに、深刻な農民の生産意欲というものがあるのです。それは農政学者の一定の定説です。なぜ自作農というものにして、その地面から農民が丹精に米をつくるという意欲をそぐような、元の小作制度に復活するような農政をおとりになつたか。
なおわれわれはあくまで農民といたしまして、さらに共済事業のみならず、食糧増産の上におきましても、あるいは土地改良の上に、農村救済の意味におきまして努力されておりますところの廣川農政に対しまして衷心から感謝の意を表する次第でございます。
私どもは廣川農林大臣の言葉をそのまま天下に宣伝して歩いて、非常に廣川農政をたたえた。それで善良な農民諸君は、その宣伝とその報道にすつかり眩惑をされたわけであります。それで今日実際の面において弊害が起きている、これに対して政府は一体どう責任をおとりになるお考えか。これは抽象論ではございません、具体論であります。
内部で廣川農政では、酒はいくら増産しても売れるというような御意見であるようで、どんどん酒を増産なされておるようであります。去年に比べますと、おそらく百五十万石以上の増産になつておるのでありますが、農村の不況あるいは現在の繊維の非常なパニツク、その他から見まして消費の面は必ずしも楽観を許さないであろうと考えておるのであります。
廣川農政というものがあるやいなやは存じませんが、現実面においては、山添氏に負うところが多くなければならぬはずであります。この人がさような放言をしたとするならば、あなたとしては事重大でございます。あなたもふだん放言をしつけていらつしやるからこれを看過するというのであつては相ならぬと思います。
また過般の供出割当に関する知事会議の席上におきましても、根本前農林大臣がいろいろ言明をいたしておるわけでありまして、これが今後廣川農政に移つて行く上においてどういうふうになるかということについては、農民自身の方でも非常に関心を持つておるわけでありますが、もちろん根本君の言明を尊重せられるものと思いますけれども、それらの点についての大臣の御所見をまず承つておく次第であります。
昭和二十七年度の予算を見ましても、廣川農政といいましようか、廣川農林大臣の政治的な圧力によつて、八千五百二十七億というわくの中において農林省が獲得した予算については、私は彼の政治力を見上げておるのでありますが、なお本年八月までに一切の準備をして、昭和二十八年度こそはここに持つて行かなければならぬとするならば、長官及びわれわれ委員会がひとつ十分なる検討を加えて、日常忙しい——ことに講和独立後における立法措置
私はこの事実に対して、廣川農政は畜産、蚕糸に対し熱意がない、軽視しているのではないかという疑いを持つのであります。その点ただいまさらに六十億程度の考慮があるのだということでありますが、この点について御抱負を伺いたいのであります。その前に、先ほどお配りした印刷物は大臣にもお配りしたと思いますが、養蚕農業の振興は、今日の段階において広義の食糧対策であります。
かようなことをやつているのが、あのでたらめな廣川農政なんだ。だからわれわれは、食糧というものは農村から出るんだ。出すがために米麦をつくつている農民が、出さないようにしいられているのが、いわゆる日本の農村の食糧政策であり、政府の農政の中心であるということが、はつきりと言われるのであります。 そうして、日本の農村をなぜこんなに貧乏にするかといえば、————。
法の範囲でやつていることでありまして、むしろ廣川農政は、そういうところに一つの改革をしてもらうということの前提のもとに、われわれも努力いたしておるのでありますが、会計規則を今かえるということはなかなか困難であります。従つて最小限度において、今の段階では、さような段階をとらざるを得なかつたということを、御了承願いたいと思います。
○永田委員 農業の政策の向上というものは、廣川農政の賢明なる策によりまして、たいへんな増産を来しておることは、すでに数字によつて明らかでありまするが、ひとり水産のみは取残されておるような感が深いのであります。先ほど大臣の御説明の中には、預金部資金をやがて六十億放出するということの内容に触れて御説明があつたのでありますが、われわれはこの額面の多少を言うのじやない、その配分を議論するのであります。
この点、農林関係をながめまして、今年度特に、まず廣川農政と称して他の省関係に抜んじて見るべき、興農予算と称すべきものは、私どもはそう特質はつかみ得ないのでありまして、いわゆる自画自讃せられている、真の農林予算と自慢せられる箇所はどこでありましようか。いま一度お伺いいたしたいと思うのであります。
○小林(進)委員 この長期資金は、確かに廣川農政の最大の勝利であると私は確信いたしておりまして、この点非常に感謝いたしておるのであります。それだけに貸出しの業務に万遺漏なからしめるようにやつていただきたいという希望が多いのであります。今おつしやいました信用調査の問題も、県ないしは協同組合に委託されるというその考え方は、私はいつも正しいと思うのでありましてどうぞそのようにお願いしたい。
○川端委員 いろいろ同僚委員より細部にわたつての御質問がありましたので、私はこの機会に、いわば廣川農政の基本的な問題ともいうべきでございますけれども、総括的に伺つてみたいと思うのであります。これは廣川農林大臣から伺いたい問題でもありますが、この廣川農政を受けた事務当局が、どういうふうに了解しているかというような観点から伺つてみたいのであります。
これはおそらく廣川農政の最大恩恵に属する実に朗報でありまして、ぜひともやつていただきたい措置でありますので、この問題は、おそらく内閣の副総理格——副総理とは申し上げませんが、その格の実力を持つていらつしやる農相の御言明でありますから、万間違いはないと思いますが、いま一応、今国会にこれを提出して必ず可決をするというような力強い再確認のお言葉をいただきたいと思うのであります。
○井出委員 廣川農政と称するのには少しくお寒い感じがいたしますが、今おつしやる干拓、開墾、これは日本の農地問題を解決する上において、外へ広がる意味において、外延的な方向において求められる一つの方途でございましようし、また一方国家資金を導入することによつて、農地改良事業を広凡にやる、こういうふうな、現在持つておる土地自体の生産力を高めるという行き方は、いわば内包的な行き方だ、こう申してもよろしかろうと
これは私ども日本農業を考えますときに、最も基本的な指標としてこれをとらなければならぬのでございますが、こういうようなむずかしい、実に困難な條件のもとにおける日本農業、これはいろいろこれに対する対策が示され、あるいはもつと近代化しなければいかぬ、あるいは機械を導入しなければいかぬ、有畜化をどうするとか、いろいろな対策が立てられておりましようけれども、もし廣川農政なるものがありといたしますならば、こういう
いずれ来国会におきましては、廣川農政の全貌が予算に出ることと思います。今暫らくお待ちを願いたいと思います。(拍手) 〔国務大臣黒川武雄君登壇、拍手〕
この木炭公団の赤字を補填した率から考えると、そう大した金額でないと思いますから、この際廣川農政の長期低利資金の御計画もさることながら、協同組合の内部監査をしていただいてこれらの赤字に対しては、適当な処置で補填をしていただきたい、こういうふうに考える次第であります。
それに向つて廣川農政というものの方針をきめなければならぬ。しかもまた一方には九州あり、北海道ありで、こんな長いところであるのに、一律に考えたのでは、今、宇野君から言われた早場米の関係でも東北、北海道ほど不幸な所はありはしない。
廣川大臣は御就任のときに、私は森農政をそのまま引継ぐ、こういうことをおつしやつたのでありますが、どうか廣川さんは森農政をお引継ぎにならないで、廣川農政というものをひとつ確立してもらいたいと思います。なぜかと申しますと、森さん以来今の政府は、農政については一貫したものを持つていない。
明治初年におきまするところの国家財政の七割を地租において負担をしたというがごときはその最たるものでありまするが、廣川農政の先ず手初めの問題として、めつたに一農林大臣と雖も手を着けることのない農地価格の改正或いは小作料の改正等を御着任早々、而も二十一年に決められて数年を出でないうちに、これをば強行をして改正をされるという、その農林大臣の御信念の真体というものをばこの際に伺つて置きたいと思います。