第二点は、私は新聞で拝見したから、また新聞の勘は全部でたらめだという御答弁があつては困りますが、廣川幹事長——現農林大臣でございまするが、この方がたしか七月の六日であつたと記憶しておりますが、当初においては人事院当局と数回にわたつて、朝七時ごろから御折衝になつて、いろいろな結果が出たように新聞は報道しておりますが、こういう事実があつたかなかつたか。
それにからんで、この前の運営委員会でも問題になりましたが、この空白を生じたという国会の扱い方が占領政策に違反するというような問題も、廣川幹事長談として出されておるわけであります。かつて前例のない問題ですし、そうした幹事長の談話も出ておる際でありますから、これらをどうしても明確にする必要があると思いますから、ぜひ皆さんの同意を得て許していただきたいのであります。
大体今の、これが私の問の第三点であるが、今の増田官房長官の私に対する答えと称するものが、廣川幹事長談話と政府との関係、自由党と政府との関係及び自由党政府及び参議院、衆議院の国会、この関係における二つの使い分け、さつきから問題になつておるところの彼らの、左の手ではぶん殴り右の手では撫で廻す、この方式をそのまま告白しておるものではないか。
即ち廣川幹事長が言われたこととそつくりのことをあなたが言つております。野党は全力を注いで国のこの予算を葬ろうと努力したということをあなたが確認されておるということは、他の野党の諸君の討論は、ここでも、又予算総会におきても良さに拜聽いたしましたが、おのがじしそれぞれ反対する立場があつたのであります。
併しながら政府自体の都合の悪いときには、廣川幹事長談という形式を以て常に発表される常套手段をとつておるのであります。(「その通り」「ノーノー」と呼ぶ者あり)事実その通りじやないか。お蔭様で我々参議院議員は、いわゆる廣川暴走というようなもので以て、三鷹事件みたいなようにして、まごまごすると轢き殺されてしまうというような不安が生ずるのであつて、全くこれは迷惑千万なものであります。
廣川幹事長のああいう発表があつたから重要になつて来たわけなんで、重要か否かはそのときに判断すべきものではなくして、爾後に問題が起きたときに重要になるわけですから、委員長の権限において重要を否かを判定することは少し酷ですよ。
実はこの予算の問題について廣川幹事長談を発表したということは、政府と連絡があつてなされたかどうかという点が一番大きな問題になつたのです。而も増田官房長官は、政府は関係なかつたと最初言つている、勝手にやつたんだというお話であつたのです。
○油井賢太郎君 そうしますと、今後政府は例えば廣川幹事長談によつて、都合のいいときは見解が発表できない。併し外の方の会派から政府の都合の惡いようなときに何らかの新聞の発表等があつても、国会に対しては何ら今後は政府としての見解は申述べないということをここでお約束になつたわけですね。そう解釈してよろしいですか。
国民にとつてこの新聞記事の及ぼす影響が非常に大きいという点からも、私はこの点をはつきりさせる意味でも、廣川幹事長にその眞偽を確めたい。それから発表の内容になつておることは、あらゆる角度から、いわゆる国会運営についての問題が論ぜられておるのであるけれども、特に野党に対する廣川幹事長の見解は、非常に不見識きわまるものである。
○田渕委員 今石田委員は、総裁と廣川幹事長が会われて発表したと言われておりますけれども、一党の幹事長は、あらゆる問題で総裁と会つておるのでありますから、この問題で会つたか会わないか、そんなことはわからない。さようなことは必要がないと思います。
○篠田委員 林君は廣川幹事長と吉田自由党総裁をここに呼んで聞きたいというけれども、廣川幹事長がこういう声明を出したとしても、それは党の幹事長としての立場において、その認識に出発するものであつて、野党も同様に廣川幹事長談に対する声明を出しておる。それで五分々々だ。
廣川幹事長なんというそういう責任者の名前を書くこともないし、自分は廣川さんの家へ行つたこともないから知らない。又山口さんの名前でもありません。出たらめな名前です。
それは吉田さんは無論最後の御決定はなさるのですが、推薦はできるのですね、廣川幹事長はいろんな大臣を推薦をするということが書いてありましたね。
○前之園喜一郎君 これは廣川幹事長の名前であるということを我々聞いておるのですが、そうじやないのですか。或いは山口国務大臣とかいうことも聞いておるのですが……。デマかも知れないが、はつきりする必要があるので……
○国務大臣(増田甲子七君) そのことについては、私はこの際廣川幹事長談が出たあとでありますので、コンメントしたくないんです。註釈は加えたくないんでございます。
○国務大臣(増田甲子七君) 私は廣川幹事長談も出たあとでありますし、油井君の御質問の内容についてはお答えいたしかねるわけです。
○門屋盛一君 その答弁の前にちよつと……おかしいですね、油井君の質問は廣川幹事長談に対して質問をしておるのではない。廣川幹事長談がどうあろうとも、政府としては、参議院の予算審議は当り前にやられたのであつて、何も妨害したのではないと考えられたのかどうかということです。(「その通り」と呼ぶ者あり)廣川幹事長談を聞いておるのではない。政府の今の考えを聞いておるのです。
○岡崎委員長 聽濤君の御意見に対して申し上げますが、廣川幹事長がどういう声明をされたかは、新聞紙上で伝えられているほかには私はまだ聞いておりません。従いましてこの点はあとでよく事情を聞かなければ、はつきりしたことは申されないと思いますが、ただ本委員会に関する限りは、ただいま議題となつております法律案を審議することは、まつたく自由であることだけは申し上げておきます。
先ほど廣川幹事長の談話か何かで、いろいろ審議しても占領政策違反だなどという発言が行われるくらいですから、念のために聞いておきたい。
と申しますのは昨日国会で廣川幹事長はこれこれのことを話したといううわさが飛んでおりましたので、私はそれを聞いてよもやそんなことはないだろうと打消しておつたのです。ところがけさ新聞を見ますと、どうやらそれが事実らしいのでございます。
「池田蔵相、廣川幹事長は直ちに院内で佐藤参院議長と会見、参院側の見解を聽取した後、閣僚室で岩本衆院副議長を交え党幹部、閣僚が緊急協議の結果、」、その次が重大だと思うのであります。
先程の小畑委員からの御質疑の点でありまするが、小畑委員より先程新聞の記事を朗読されまして、「池田蔵相、廣川幹事長は直ちに院内で佐藤参院議長と会見、参院側の見解を聽取した後、閣僚室で岩本衆院副議長を交え党幹部、閣僚が緊急協議の結果、参院の法案取扱上の誤りから発した問題であるから参院側で善後措置を講ずべきであるとの結論に達し十一時半その旨佐藤議長に申入れた、ところが」という記事がございまして、その初めの
○木下源吾君 「池田蔵相、廣川幹事長は直ちに院内で佐藤参院議長と会見、参院側の見解を聽取した」と書いてありますがこれを一つ御覧になつて、責任者を呼んで‥‥
○佐々木良作君 廣川幹事長その他にも一応来て貰うように直ちに手配して下さい。
併しお待ち下さい、最後には廣川幹事長だけが残つておつたような気がしますけれども、何しろ人の出入りがごたごたしておりましたから、はつきり覚えておりません。併し最初は池田蔵相と廣川幹事長、それからあとは増田長官、岩本副議長、そこに廣川幹事長が又来られたのはどういう機会であつたか私ちよつと覚えておりません。
曾て廣川幹事長は昨年、閣僚の一人や二人に疑獄事件が起ろうとも問題ではないということを言つております。これは非常に重大な言葉でなければなりません。首相としては閣僚の一人に何らから過誤がある場合、或いは一党員に過誤があつた場合には、首想としての立場、総裁としての立場において、責任をとるのは当然であります。
○岩間正男君 ちよつと時間を頂きまして関連質問したいと思うのですが、先程の堀越委員の御発言の中にもあつたのでありますが、参議院選挙で與党が多数を取れない場合は解散すると、廣川幹事長はこれは話されたのでありますが、これに対して首相に伺いたいのでありますが、首相はそのようなことを考えておられるか。又これは民自党の党の考え方であるか。その点明らかにしたいと思いますので伺います。
廣川幹事長がそういうことを言われた。これは新聞にも出ておりますが、それに対して一党の幹事長でありますから、大幹事長でありますから、それでその声明は、これは党を代表したものと考えてよろしいのかどうか。でこの点を伺つておるのであります。これは総理に伺います。
○国務大臣(吉田茂君) 新聞に何と書いてあつたか存じませんが、蓋し党の意見を代表したものではなくて、若し廣川幹事長が言つたとすれば、廣川個人の考えであると思います。
こういう意味で自然に取消されるものであると考えるでしようが、問題はそうでなくして、一党の幹事長がこの重要な行政の人事に対してくちばしをはさみ、しかもそれが新聞に発表せられたことについて、大臣がただ御自分の一方的な意思を表示されたというだけで、廣川幹事長との関係がさつぱり明瞭でない。これはやはり問題が重要なものだけに、大応大臣の方からその弁明的なものを、われわれは聞きたいと思うのであります。
大体朝飯会でもつて、そういうことがきまつて、そうしてこれが廣川幹事長の口から新聞に発表されたという、その事実については大臣は何も言つておられない。ただそういうことが新聞に出たということは認める。これが大臣の御答弁の第一点だつたと思うのです。ところがまた同時に大臣は、その記事については何も考えておらないと言われる。これは私どもとしては、はなはだ驚くべきことである。
問題は廣川幹事長がこういうものを新聞に出した。この点について、もし事実でないならばこれを取消さなければならない。もし事実であれば、それに対してはどういうお考てであるか。こういう点で大臣の見解を伺つているわけでありますが、その点はちつともまだお答えになつておらない。
「二十三日朝の外相官邸連絡会には特に林副総理、益谷建設相及び星島総務会長らが出席、これに増田官房長官、廣川幹事長、佐藤政調会長が加わり、吉田首相から犬養派の入党の止むを得ない事情を述べ、党内の緩和に全力を盡くして欲しいとの発言があつた。その際林副総理、益谷建設相から民主党一本化工作、新政協の新党問題等を含む大局からの政界情勢について見解が述べられた。」 次いで正午の日記があります。
実は先般来民自党の方へも、東京の各地域のいろいろな業者の団体がほとんど漏れなく押しかけて参りまして、廣川幹事長も会つておるはずで、皆様も御承知のはずです。また東京商工団体協議会などは、たびたび参議院会館などで大会を持ちまして、そこへ各党の議員諸君を招いたのであります。私どももそこへ何回か参りましたが、実は実情を聞いてみればじつとしておれないような状態であります。
十三番目の昭和二十四年度所得税、事業税等の年末、年始における納税延期に関する決議案、これはわが党と労働者農民党の共同提案であるが、野党各派の了解を得ており、民自党の廣川幹事長及び佐藤政務調査会長等にもお目にかかつて趣旨については了解をいただいております。
図らずも佐々木君は会派のことをお述べになられたのですが、先程私はここで申上げたと同様に、これの発表内容に対しましてはあとで十分質疑の時にお尋ねしたいのですが、相当我々は野党としての重要性を考えておりますので、総理或いは廣川幹事長の出席を是非求めたい。又総理なり発表された責任者が出て説明をしない限り、なかなか納得の行く問題ではないと思いまするので、どこまでも総理か廣川幹事長の御出席を求めます。
○左藤義詮君 只今鈴木委員から誠に御尤な御発言があつたのでありますが、先程申上げましたように、佐藤政調会長も廣川幹事長と一緒に關與しておりますので、その点の事情は十分御説明できると思いますが、何分廣川幹事長は現在途中におりますので、大磯に着いて又それより戻すという時間はございませんので、その点は発表に関與して、その間の事情を証人或いは参考人としてお呼び下さるならば、それに該当する者がおりますので、一
○佐々木良作君 特に私幹事長をお呼びしたいのは、よく分りませんけれども、伝え聞くところによると、この総裁談を発表されたということについて、廣川幹事長の口から出たということを聞いておるのです。だからこれに直接関係された廣川幹事長をお願いしたいというわけです。
そのときにも私は明確に付言いたしておりまする通り、廣川幹事長がお迎えに行つりておりますから。きようもし来るとすれば、病気を押して参る次第でございます。お迎えには参つておる次第であります。
今廣川幹事長自身が自動車で総理大臣を呼びに行く。従つてその間時間も短かくて済むことだし、各党の委員諸君も了解されたことだから請願だけでもやつてくれないかという相談であつた。しかし私どもの党においては、きようの議事をこうまで延ばした当の責任者である吉田総理大臣が見えない限り、一切交渉に応じないことにきまりました。
○岡田(春)委員 先ほど増田官房長官のお話によると、総理がきよう出席することはもちろんのこと、二、三日、出席は不可能であろうというような意味に承つたのでありますが、それは先ほど石田荘から、正式に運営委員会へ出席せられるについて、廣川幹事長が大磯へ行かれたと、野党各派にお話があつたことと、大分話が違うようにわれわれ承るのです。
静養いたしておつたのは事実でありますが、あれはその寝ているときの話でありますが、二十日に廣川幹事長を訪問して、保守合同の問題に関して論議したということは、それは少し新聞の取扱いが間違つておると思います。
○川崎委員 病中で構想を発表せられたということでありますが、そのことはおきまして、その翌日でありますか、あなたはこの国務多端の折柄、廣川幹事長をその私邸にまでたずねられて、保守合同の問題について他意はないとか、いろいろ言われたというようなことを聞いております。