2006-03-22 第164回国会 参議院 環境委員会 第5号
大阪に本社がある石原産業という会社がチタン鉱石から塗料とか顔料などに使用される酸化チタンを製造する際に発生する廃硫酸の再利用化を図って開発した製品、これであります。 これは、埋め戻し用土木資材として周辺の府県に出荷されたわけですけれども、最初に確認したいのは、このフェロシルトの当初の埋設状況について、府県ごとに何か所、総合計で何万トンか、数字だけ端的にお答えください。
大阪に本社がある石原産業という会社がチタン鉱石から塗料とか顔料などに使用される酸化チタンを製造する際に発生する廃硫酸の再利用化を図って開発した製品、これであります。 これは、埋め戻し用土木資材として周辺の府県に出荷されたわけですけれども、最初に確認したいのは、このフェロシルトの当初の埋設状況について、府県ごとに何か所、総合計で何万トンか、数字だけ端的にお答えください。
○政府委員(大永勇作君) この廃硫酸のコストの問題は、その生産工程、それからこの硫酸がきれいな硫酸であるか、あるいは余りきれいでない硫酸であるかというふうなことで非常に変化があるわけでございまして、コストということになりますと、まあゼロ評価から一〇〇%評価まで幅が非常に広いというのが実態でございます。
さらには、いまお話しになった廃硫酸の問題なんですけれども、この硫酸の回収を減らそうということで、廃硫酸に石灰をまぜて石こうのようなかっこうにして山に捨てているなんというお話も現地で伺ってきたんです。こういうものにコストがあるんでしょうか。
○参考人(江口俊男君) 高崎団地の排水処理施設は、各工場からの排水をシアン系とクロム系、酸・アルカリ系及び廃硫酸系の四つの系統に分流しまして、終末処理場の各貯槽に集水してこれを処理するという仕組みをとっておるのでありますが、私のほうで施工いたしておりますのは、その終末の施工だけでございまするけれども、そのためには、はっきりと四系統別々の水が流れてこないと、最後のところで前もって考えておるような処理ができないわけでございまして
○手塚政府委員 洞海湾の水質汚濁の問題につきましては、四日市の事件のように、アエロジル会社あるいは石原産業というような明白な会社が現時点で廃硫酸を流して、それによって船の安全がそこなわれる、魚が死ぬというような現状です。
こういう事実、あるいは同じ四日市港内におきまして、非常に酸性の高い、これまたPH二ないし四という廃硫酸が石原産業会社から港内に排出をされておる。こういう事実は、従来きわめて具体的な事例として捜査をやられましたので、これらについて関係者の検挙、さらにまた地検に送致をいたしておるということがございます。
そういうことになるのでありますが、この硫安につきましても、いわゆる大正年間からの既設産業でありまして、その合理化というのは非常に進めたわけでございまして、たとえば、ハウザー法を導入したとか、進めたわけでございますが、かつての事業が非常に多かったとか、あるいはその企業自体の構造というものが、たとえば、産業立地の関係が十分でなかったとか、あるいは労働者をかかえまして、それを一気に全部ハウザー法とかあるいは廃硫酸法
いますが、そういうことは、今御指摘のような労務者の問題そのものに影響いたしまして、また、それだけをやりましてアンモニア工業というものがはたして所期の成果をあげるかどうかということもなかなかはっきり言いがたいのでありまして、われわれの今の指導としましては、いわゆるコンビナート形態もひとつ考えないか、先生十分御承知だと思いいますが、たとえば小名浜のある工場は一番悪い工場だと思いますが、隣に酸化チタンの廃硫酸
通産省といたしましては、いずれの方法がいいかというような問題は今後の問題であろうかと思いますが、北海道で現在研究されております硫酸法につきましては、廃硫酸の回収という問題が、企業化する場合には当然問題になってくるわけであります。