1973-03-27 第71回国会 参議院 予算委員会 第12号
○政府委員(大河原太一郎君) お答え申し上げますが、私どもは、繰り返すようでございますが、廃液酵母についての安全性については現在問題はないと思っておりますが、従来は、飼料につきましては、一定の製造の届け出その他がございましたが、家畜の栄養の視点でその品質の取り締まりなり指導が行なわれておりましたが、特に飼料の畜産物を通じます人体の安全性等につきましては、この四十年以降の諸般の要請という点から検討を始
○政府委員(大河原太一郎君) お答え申し上げますが、私どもは、繰り返すようでございますが、廃液酵母についての安全性については現在問題はないと思っておりますが、従来は、飼料につきましては、一定の製造の届け出その他がございましたが、家畜の栄養の視点でその品質の取り締まりなり指導が行なわれておりましたが、特に飼料の畜産物を通じます人体の安全性等につきましては、この四十年以降の諸般の要請という点から検討を始
○政府委員(大河原太一郎君) お答え申し上げますが、廃液酵母につきましては、第二次大戦前から、それぞれの国で、相当多国で使われておりまして、日本におきましても、三十一年ごろから飼料として使われておりますが、現在の飼料の品質改善に関する法律制度でございますと、これが登録制度——任意登録の制度になっておりまして、相当新しい飼料が出てまいりますと、その法定規格を設定いたしまして登録をいたすということに相なっております
○政府委員(大河原太一郎君) 専門的な説明を、要点だけ申し上げますと、石油たん白はノルマルパラフィンを培地として、栄養源として酵母を繁殖させるというわけでございますが、この廃液酵母は、先生御案内だと思いますが、人絹パルプ製造の廃液中の木糖を栄養源、培地として、これにトルラ系酵母を繁殖させるという点でございます。
お尋ねのパルプ廃液の酵母につきましては、これは先生御案内と思いますが、パルプ廃液酵母は、人絹用のパルプ製造の際に生ずる糖分の中に窒素元、カリ元、燐元等を加えて、それを培養基、いわば栄養源といたしまして、これで酵母を培養して得たものでございます。これが飼料になっておるわけでありまして、現在生産しているパルプ会社は三社でございますが、お話しのとおり、相当以前から飼料化されております。
私、新聞などでもパルプ廃液酵母の使用についての批判を拝見いたしましたが、まず林委員から御疑念のある点を率直に御質問願って、事務当局からお答えをさしていただきまして、その後に私の見解を述べさしていただきたいと思うのであります。