2015-05-19 第189回国会 衆議院 環境委員会 第6号
創業当初は、先ほど言いましたように、非鉄製錬スラッジ等の汚泥の処理をしておりましたが、昭和五十五年代中盤に、地方自治体から排出される廃乾電池の処理が始まり、平成四年には、全国都市清掃会議から、使用済み乾電池の広域回収・処理センターに指定。そのころから、全国各地からの乾電池の受け入れ量が増加しております。
創業当初は、先ほど言いましたように、非鉄製錬スラッジ等の汚泥の処理をしておりましたが、昭和五十五年代中盤に、地方自治体から排出される廃乾電池の処理が始まり、平成四年には、全国都市清掃会議から、使用済み乾電池の広域回収・処理センターに指定。そのころから、全国各地からの乾電池の受け入れ量が増加しております。
資源として、飲料用瓶、缶それからPETボトルの不燃系、これを一つに数えて、それから新聞、雑誌、雑紙類、段ボール、牛乳パック、古着類の可燃系のもの、これで今六品目ありますが、及びプラスチック類の合計八分別と、それからスプレー、蛍光管等と廃乾電池、ライター、燃やせないごみ、粗大ごみ、燃やせるごみの七分類で、合計十五分類で分別収集をやっているのですね。
廃乾電池につきましては、平成四年六月現在で全市町村の六割、約千九百市町村で分別回収が行われ、水銀回収工場で処理、処分されております。また近年、水銀を使用していない乾電池が開発され普及してきておりまして、こういうものについては水銀を回収する必要がなくなっております。 医療機関等から排出されるいわゆる医療廃棄物の排出量は、平成三年で約七十万トンであります。
○浜田説明員 当処分組合におきます乾電池につきましては、構成市町村、二十七市町村ございますけれども、いずれも廃乾電池の分別収集をしておりまして、ただ、そうは言いながら、分別がうまくいかないでごみの中に若干混入するものもあるかもしれませんけれども、そういったものを除きまして分別収集が行われておりますので、多くのものはそこには入っていないということでございます。
○国務大臣(下条進一郎君) 特別管理一般廃棄物は、人の健康や生活環境に被害を生ずるおそれがある一般廃棄物を指定し、厳格な管理を行おうとするものでありますが、先ほど来いろいろデータが出ております廃乾電池をその対象とするかどうかにつきましては、有害物質の含有量や排出の状況等を勘案して検討を進めてまいりたいと思っております。
○大野(由)分科員 もう一点、ちょっと時間がございませんのでほんの一言になってしまうかと思うのですが、廃乾電池のことでお伺いしたいと思うのです。 電池の水銀に対する心配、不安が非常に高まっておりましたけれども、厚生省の例の安全宣言以来、冷水をかけられたように廃乾電池の回収率が落ちております。
時間が余りございませんが、廃棄物にはプラスチックだとかあるいは空き缶、廃乾電池など適正処理困難物が問題とされてきております。しかし、これに対する事業者責任が何か不十分だというふうに言わざるを得ないわけでありますが、廃棄物処理法の第三条二項に基づく行政指導は具体的にどのように行われてきているのか、法的規制の強化について検討すべきではないかというふうに思うんですが、この点はいかがでしょうか。
このセンターでは、とりあえず廃乾電池の 処理に関するいろんなことをやっておりますが、そのうちの一環といたしまして、どうやったら安全に処理ができるか、そういった技術も検討させておりますので、そういうところで検討をさせていきたいというふうに思っております。
○菅野久光君 次に、廃棄物の環境保全に関連して、若干の問題についてお尋ねしたいと思いますが、厚生省は懸案でありました廃乾電池の回収処理計画に基づいて何かその実施を図ることとしたようでありますが、まず北海道の野村興産イトムカ鉱業所を指定した理由はいかがでしょうか。
きょうは廃棄物の処理場の問題点、いろいろなことを考えたのですが、特に最終処分場の確保が困難ではないかとか、不法投棄の現状とか、いろいろとあれしたのですが、時間がございませんので、廃乾電池問題についてちょっと感じたことを申し上げて、御答弁をいただきたいと思います。
○村山(富)委員 それから、その廃乾電池の対策の基本方向として、事業者に対してアルカリ乾電池の識別が容易になるようなことを徹底させるということが求められておるわけですけれども、現在市販されているアルカリ乾電池は水銀含有量が従来の三分の一となっているというふうに言われているわけですが、現実にこの乾電池の水銀含有量が三分の一になっておるかどうか、これはどういう方法で確認をされているのか、あるいはこうした
○村山(富)委員 以上でごみの関係、収集車の災害の問題については質問を終わりますけれども、次に廃乾電池の収集処理について若干お尋ねをしたいと思うのです。 昨年七月に発表されました厚生省の適正処理専門委員会の報告が出されておりますけれども、その報告書によりますと、廃乾電池の分別収集の必要がないというふうに言われているわけです。
○説明員(加藤三郎君) まさに先生お触れになりましたように、分別保管されました廃乾電池を処理するセンターといたしまして、北海道にあります野村興産株式会社イトムカ鉱業所というものをとりあえず当面指定をいたしております。
○斉藤(節)分科員 廃乾電池の回収処理というのは、私考えますのに、利潤を得る企業だとか団体に本当は責任があると思うわけでありますけれども、現在はそういうセンターをつくって各市町村が集めたものを送ってもらうということでございます。現状はそこまで結局企業の責任もしくは使用者責任というのは明確にされておらないわけであります。
次は、廃乾電池の問題でございます。
これに対し一般廃棄物の処理体制は一応整備されておりますが、プラスチックや廃乾電池などの適正処理困難物対策及び資源化施設の拡充等が課題となっております。 また、産業廃棄物については、最終処分場のルートが少なく今後大きな社会問題となるおそれがあることから、県として、フェニックス計画への協力を初め、阪神、東播磨、西播磨などのブロックごとに広域最終処理場の確保及び事業の推進を図っております。
○加藤説明員 先生お尋ねのように、この廃乾電池によります水銀汚染の懸念といいますか、この問題は昭和五十八年の秋ぐらいから出てまいりまして、確かに水銀汚染というものについての懸念はいろいろ出てまいったわけでございます。
○加藤説明員 実は、全国三千三百ほどの自治体のうちの大体七割ぐらいが何らかの格好で廃乾電池の分別収集というのを行ってございます。そのうちの大部分、私の調べではそのうちの九割ぐらいの自治体が現在乾電池を保管しております。
○花岡政府委員 御指摘の廃乾電池の分別収集につきましては、一部の市町村で行われているわけでございますが、これの処分方法とかあるいは処理責任というものが現在のところはっきりいたしておりません。
○小川(省)委員 また、今日、ごみとして排出をされた廃乾電池の環境に及ぼす影響がいろいろ取りざたをされております。全国では、廃乾電池等の有害ごみを分別収集している自治体がふえてまいっております。昨年の厚生省の調査でも、分別収集実施の自治体は全国で七割になっているというふうに報告をされておるわけでございます。
○斉藤(節)委員 厚生大臣にお尋ねしたいと思うわけでありますけれども、昨年の予算委員会の一般質問におきまして、私がこの乾電池問題を取り上げましたときに、いわゆる廃乾電池の資源回収という点から、第三セクター方式による工場を設置して再処理してはどうかということを御提案申し上げましたら、前向きの答弁をいただいたわけでありますけれども、その後どのような進捗状況になっているか、お願いしたいと思います。
廃乾電池問題について、主に通産大臣にお尋ねしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず、使用済み水銀電池の回収状況は現在とのようになっているのか、お尋ねしたいと思います。
しかしこの事業所の処理方法は、廃乾電池から鉄分だけを回収し、残りはセメント固化して埋めるというもので、イトムカのような水銀回収プラントは設置されていない。」と書いてあります。そういう意味で、イトムカの方が成果を得たならば、速やかに全国的なセンターをつくって安心ができるように努力をしてもらいたいということをつけ加えておきます。
全国の廃乾電池処理の要望にこたえるには、全国にこの種の施設が必要なのではないだろうかと思いますが、その場合を仮定して考えると、北海道につくられるものが実証的にうまくいったならば何カ所ぐらいつくられることが望ましいと思われますか。
○片山甚市君 それでは、廃乾電池処理のために、通産省の外郭団体である財団法人クリーン・ジャパン・センターの技術開発補助ということで、北海道のイトムカにおける鉱業所でリサイクル適応性の研究をしておるそうですが、廃乾電池処理プラントを現在建設中であるということですが、その概要と、技術開発補助とはいっても、現実の問題として野村興産の処理能力は倍増するわけであり、廃乾電池を抱えている自治体の期待は大きいと思
昭和五十九年度から、廃乾電池等の広域的な回収処理体制に関する調査を行うとともに、今先生から御提言のありました第三セクターによる取り扱い等をも含めて検討をしてまいりたいと思いますので、斉藤先生、この道の権威者でございますから、私どもにいろいろ知恵を授けていただきたいと思っております。