1972-10-04 第69回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第4号
この条項で、もしその庭先滞貨の米を、農協ですと一回払い、二回払いみたいにして処理をしているというようなことも報じられておったわけですがね。こういうのが許されていいんでしょうかね。検査がおくれるために、こういうような状態が続いているんだということ、しかも、ことしばっかりじゃないんだということ、これが一カ所であるんじゃないということなんですね。
この条項で、もしその庭先滞貨の米を、農協ですと一回払い、二回払いみたいにして処理をしているというようなことも報じられておったわけですがね。こういうのが許されていいんでしょうかね。検査がおくれるために、こういうような状態が続いているんだということ、しかも、ことしばっかりじゃないんだということ、これが一カ所であるんじゃないということなんですね。
その庭先滞貨があることが、やみ米をふやしていく一つの原因にもなっていくというふうに考えていきますと、現にきょうあたり報道されているところを見ますと、新潟県の西蒲原等では、去年もことしもこの庭先滞貨が非常に多くなっているということで、それに伴って農協がそれをやみ米に買収をされないように前払い支払いをするというような形もできているわけですが、こういうようなことが許されていいのかどうなのか、あっていいのかどうなのかということをお
間に合わないという個所が結局、滞貨ということになるわけですね、庭先滞貨ということになるわけですね。そうじゃないんでしょうか。
そういうことからいたしまして、この検査官の減というのは米の庭先滞貨を非常に増大させている。こういうことで、これまたいま取り入れの時期で農村では騒ぎを起こしているわけであります。