1983-05-19 第98回国会 衆議院 決算委員会 第6号
○山中国務大臣 これは大蔵大臣の方が答えるべきかもしれませんが、時計は庫出し課税なんですね。したがって、それは庫出しをされたときにすでに一個ずつ全部点検されて国税庁で押さえてあるわけでありますから、大手メーカーは関与していないということになれば、そのムーブメントのところが――ずいぶん御調査になっておるようでありますから、根拠もあるのでしょう。
○山中国務大臣 これは大蔵大臣の方が答えるべきかもしれませんが、時計は庫出し課税なんですね。したがって、それは庫出しをされたときにすでに一個ずつ全部点検されて国税庁で押さえてあるわけでありますから、大手メーカーは関与していないということになれば、そのムーブメントのところが――ずいぶん御調査になっておるようでありますから、根拠もあるのでしょう。
特に年が明けまして二月税収、これは酒の場合は庫出し課税でございますので、二月税収というのは昨年の十二月に出荷された酒類に対するものでございますが、二月、三月、四月、つまり出荷月で十二月、一月、二月、課税数量は全部前年同期を下回っております。と同時に、もう一つ特徴的なことは、最近時点におきまして、特に清酒、ウイスキー等につきまして下級酒へのシフトが非常に顕著でございました。
○横山委員 とにかくこの種の問題は、それはたばこ屋はそんなものわざわざ専売公社の許認可にせぬだって、ちゃんとたばこの代金を専売公社に払えばだれがやったっていいじゃないか、現金引きかえでやっているじゃないかとか、あるいは酒屋だって庫出し課税じゃないか、こんなものは何で税務署がえらい気張って、税務署長がいばって、おまえのところはいい、おまえのところは悪いと、そんな必要がどこにあるかと、やれば議論はあるわけです
しかし、たばこにしたって酒にしたって、酒は庫出し課税ですから、メーカーから取るわけですから、何も酒屋さんから税金をもらっているわけじゃないですね。何で免許制度になっておるかという議論がある。
また出荷する時期ごとにコストが違うわけでございますから、酒屋さんがその酒を出荷しました場合に、これは庫出し課税でございますから、いかなる価格で出したか、工場ごとにまた値段も違ってまいります。そういうことで課税標準の算定というのは非常に技術的にむずかしいということでございます。
ただいま春日委員のおっしゃいましたように、消費税の本来の理想からいいますと、従価税の場合には小売価格をとるということがあるいは理想ではないかと思うわけでございますが、先ほども春日委員の御指摘がありましたように、実際上の徴税の便宜、あるいは納税者側の便宜をも含めまして、執行上の便宜から、あるものについては製造課税、庫出し課税をとっておるわけでございます。
従いまして、従来から庫出し課税という意味は、そのときに納税義務が発生するという意味におきまして、われわれは庫出し課税と呼んでおりますが、価格そのものにつきましては、実際に売られるであろう価格、適正な市場価格を中心に考えておるわけでございます。
○村山政府委員 先ほども申し上げておりますように、庫出し課税と申しますのは、これは課税標準が直接の市場価格によるのか、あるいはそれとは違う計算価格によるのかという問題と、噴出し課税であるか、法律の販売課税であるかということは、直接は関係がないとわれわれは考えておるわけでありまして、われわれが庫出し課税と言っておりますのは、庫出しの際に納税義務が発生する、小売課税と申しておりますのは、小売した際に納税義務
それで庫出し課税になつた機会におきまして、結局そのおりに相当する分はまあ庫から出ないだろうというふうな感覚で以て大体そのおり引きの制度はやめてなくなつてしまつたというのが現状なのです。