1989-03-28 第114回国会 参議院 逓信委員会 第3号
国民の支持率が一二%とか十三%とか歴代内閣で最低の支持率になってしまった竹下内閣同様、先ほど及川さんから話があった雑誌「世界」ですか、あれを私も読ませてもらいましたけれども、座礁寸前のNHKをどうするのか。
国民の支持率が一二%とか十三%とか歴代内閣で最低の支持率になってしまった竹下内閣同様、先ほど及川さんから話があった雑誌「世界」ですか、あれを私も読ませてもらいましたけれども、座礁寸前のNHKをどうするのか。
そこで、そういう姿勢とも実は関係があると私は判断をいたしますが、「世界」という月刊雑誌がございますが、この四月号に「NHK・座礁寸前の巨船」という、梅原さんという方が書いておられます。つまり、NHK自体を、私から言えばめった切りということになるんですけれども、いずれにしても切り込んできています。まず、これをNHKの執行部の方々はお読みになったかどうかお尋ねしたい。
座礁寸前であります。港の入口で島と浅瀬を縫ってマラッカ海峡の半分である四百メーターという航路がマンモスタンカーの旋回能力を超える三十度という大屈曲をしております。しかも横から二ノットの潮が流れておる。昭和四十六年から昭和四十八年の二年間に四隻のマンモスタンカーが座礁しているという事実がございます。
座礁寸前であります。 次に、四百メーターの幅の水面の中で、三百五十メーターの二十万トンタンカーがすれすれで旋回をしているということであります。ブリッジから見ますと、五十メーターの余裕なんかでは水面が見えないのです。向こうの山しか見えない。ちなみに申し上げますが、二十万トンタンカーといいますと、長さが三百五十メーター、東京駅が三つも入るような大きさである。十八階建てのビルと一緒である。