1954-03-30 第19回国会 衆議院 水産委員会 第21号
さらにこれに加えまして根室地方は特有の濃霧がかかりまして、とかく針路を誤つてこの危険水域に立ち入つて拿捕されることも少なくないのでありまして、太平洋の沖合いにおいて操業いたしておりますこのさけ、ますの漁業におきましても、数十マイルの沖合いから帰港する際に、針路を誤つて拿捕される、さらにまた歯舞諸島の岩礁に座礁する、こういう事実もあるわけでございまして、これらを目の前に見ていながら救助に行かれない、また
さらにこれに加えまして根室地方は特有の濃霧がかかりまして、とかく針路を誤つてこの危険水域に立ち入つて拿捕されることも少なくないのでありまして、太平洋の沖合いにおいて操業いたしておりますこのさけ、ますの漁業におきましても、数十マイルの沖合いから帰港する際に、針路を誤つて拿捕される、さらにまた歯舞諸島の岩礁に座礁する、こういう事実もあるわけでございまして、これらを目の前に見ていながら救助に行かれない、また
○千田正君 農林大臣にお伺いしますが、先般MSAの関係から輸入いたしましたところのアメリカからの小麦粉が千葉県の沖合で座礁して、そうして五千トンというおびただしい小麦粉が海中に放出されて、その引揚作業をやつている。この損害は一体日本側がしようのですか、それともアメリカ側がしようのですか。又仮にそのうち引揚げたものは一体日本の食糧として適当であるかどうか。
それからもう一点は、今千葉県の房州沖に六、七千トンの船が座礁しておつて、あそこにやはり六千トンばかりの麦が積まれて、水浸しになつて、毎日毎日あれが腐る。おととしか去年か、あそこで大豆が腐つて、貝がみなだめになつた。今度麦が腐れてはたいへんだというので、毎日あの海の中から揚げている。あれは横浜へ入港する船であつた。
それから座礁したので、すつかり船体は放棄して、人間を助けたというケースもあります。そういうときのエージェントはみなこちらにありまして、それぞれ処置をとつておるのであります。
それからこの特需は今や朝鮮側の態度によつて非常な座礁をしようとしておる。態度だけじやない、その裏には米韓秘密協定というものがある。そのことによつて、今年の特需というものは非常な大きさ影響を受けるのだから、岡崎外務大臣が発したる対策ならびに質問書というものの大要を、国民の前に明らかにすることが、今日予算審議を円滑にして行き、国民に財政と外交との関係を明瞭にするところのキー・。ポイントではないか。
そのほか、このソ連の領土の近海におきまして座礁あるいは沈没したというような事故のものが六ぱいございます。このうち、講和条約発効後の事故といたしましては、全体で三十五はいの拿捕を見たのでございまするが、このうち三十三隻はすでに帰還いたしておりまして、未帰還のものが二隻ございます。
ついこの間金剛丸が座礁した。あれはたしか関釜連絡船の船だつたと思いますが、米国軍にチヤーターされている。この座礁によつて起つた損害は、一体どこが持つのか、この点を最後にお伺いしたいと思います。
白鴎丸は濃霧のため針路を誤つて水晶島に座礁いたしたのであります。ソ連側官憲も海難者として取扱つてくれた由でありますが、第二福壽丸はマ・ライン以内で漁獲に従事中、監視船のため拉致されたと主張しております。これはちようど五月一日のメーデーでありましたので、なぜメーデーの日に働くかというような意味で尋問を受けた、こういうように現地で聞いております。
陳情の要旨は、兵庫県但馬地方の沿海町村は大小の漁港を有し、遠海出漁の大型漁船百余隻、沿岸出魚の小型船九百余隻を算し、古くからこれらの漁港には航路標識が設けられているが、十数年来 船型が著しく増大し、現在の標識燈のみでは安全なる航路を知ることが出来ず、衝突、座礁、沈没等の海難事故のために、余部崎に経ヶ岬燈台と同格の燈台を設置せられたいというのであります。
ことに横浜港は横浜港開港以来のさんたんたる被害を受けたのでありまして船で校内をまわつて見ると、すでに一箇月近い日時を過ぎた九月の下旬におきまして、いまだに沈没船、座礁船が至るところにあります。そして防波堤は日本一の湊と誇るにもかかわらず至るところいたんでおります。こういうような損害は、ただいま申し上げました三十四億の中には入つておらないのであります。
ことに北方鎖輪の枢要たる位置を占むる本港の、港口を扼する大黒島の対岸尻羽岬東端の暗礁は、蜿蜒匍匐二マイル余にわたり、かつまた春夏秋冬、風雨雪等に際会せんか、ほとんど航路を閉鎖し、全然船舶の自由を失わしめ、座礁、衝突等の悲運の災厄を惹起すること少からず、ちなみに昭和十三年六月以降、昭和二十三年八月までの十年間における大黒島沖合い出漁漁船及び汽船の遭難件数は、別紙調書の通り三十件に及び、毎年平均二件ないし
船長がそれはいかぬと言つたにかかわらず、結局水先人の意見通りにやつたところが、案の定座礁して大事件を起したにもかかわらず、船長が責任を問われたことになつているわけですが、私の意見では、水先人を乗せても、やはり船長が絶対の責任を持つて航行しなければならないという意味のことを盛るべきじやないかと思いますが、その辺どういう御意見ですか。今のような事故が起きた場合に、どうするおつもりですか。
しかるにこの大須岬は、到るところに暗礁が点在しておりますので、風濤または濃霧の際には、出漁船及び沖合航行汽船が針路を誤りまして、座礁し難波船となり、当岬に避難し來るものが多々あるのであります。これがために生命財産を喪失する数年々歳々多きを算する難域でありまして、実に救難局面の最大要所であります。