1949-05-26 第5回国会 参議院 本会議 第35号
よつて今後中央及び都道府縣兒童福祉審議会が、このような文化財の製作者等に対し、その自主的な改善を促進し得るよう規定を整備いたしたのであります。
よつて今後中央及び都道府縣兒童福祉審議会が、このような文化財の製作者等に対し、その自主的な改善を促進し得るよう規定を整備いたしたのであります。
中央及び都道府縣兒童福祉審議会は兒童福祉の問題について、廣く專門的知識を有せられる民間の方々を中心として構成せられており、もともとこの問題について深い関心を拂い、研究をいたしておるのでありますが、今般この審議会がこのような文化財の製作者等に対し、その自主的な改善を促進しうるような規定を整備し、この面からも兒童の福祉に遺憾なきを期して行きたいのであります。
そういう意味において中央におきましては中央兒童福祉審議会、府縣におきましては府縣兒童福祉審議会、市町村におきましては市町村兒童福祉審議会というものが中心になりまして、PTA、警察の関係あるいは学校の先生、あるいは兒童委員、町村の関係、そういうような人々が各分野において協力してこの問題を解決する、こういう方向に進みたいというふうに先般閣議決定になつたのであります。