1991-09-07 第121回国会 参議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第7号
と申しますのは、債券は非常に種類が多いわけでございまして、その時価の合理的な算定方法、債券の中には必ずしも上場されていないものもございますし、あるいは店頭気配のないものもあるわけでございまして、そういったものについてどういうふうな合理的な算定方法で時価を決めるかという問題があるわけでございます。
と申しますのは、債券は非常に種類が多いわけでございまして、その時価の合理的な算定方法、債券の中には必ずしも上場されていないものもございますし、あるいは店頭気配のないものもあるわけでございまして、そういったものについてどういうふうな合理的な算定方法で時価を決めるかという問題があるわけでございます。
すなわち、上場債にありましては証券取引所価格をもって買い取りに当たりますし、非上場債にありましては日本証券業協会が公表しております店頭気配によってこれを買い取るということでございますので、民間との不公正競争といったような問題は生じないと考えております。
これまでにも国債の取引所取引制度の改善、国債の店頭気配発表制度の改善、あるいは公社債の流通金融の拡充など、国債流通市場の整備ということは実はやってはきております。それで十分かと言われれば、完璧とは申しませんが、極力充実をしてまいりたい、こう思っております。今後とも公社債市場の整備育成に配意をしてまいりたい、こう考えております。 以上でございます。(拍手) 〔国務大臣田中六助君登壇〕
○北村説明員 先生のお尋ねは市場価格と申しますか流通利回りということかと存じますが、流通利回りにつきましては、これは取引所あるいは店頭気配といったようなもので対外的に公表されておりまして、先ほど申し上げましたように価格が非常に低落しておりましたときの流通利回りというのはかなり高いものになっております。
ちなみに、いまの四月三日の同じ銘柄の市況を見てみますと、これはオファーは三月十六日にいたしておるわけですが、この三月十六日オファーの当時の店頭気配相場が九十七円九十五銭ということになっておりますから、この九十七円六十一銭という平均価格はそれよりやや低目に出ておる、こういうことでございます。
現在三十銘柄について毎日店頭気配を発表しておりますけれども、個人投資家のことを配慮いたしまして週に一回、これは五十二年十一月からでございますが、クーポンレート、あるいはあと期限がどのくらい残っているか、あるいは債券の種類別に百三十銘柄を選んで、主として一千万円以下の個人投資層のために情勢を公開しております。
○佐藤(観)委員 そうしますと、たとえば店頭の気配価格、これは大手証券会社十二社のあらかじめ決めた銘柄を店頭気配として発表しているというやり方をとっておりますね。そうしますと、業者間価格の日本相互証券でやっている方の価格というのはなくなり――完全になくなるかどうかはわかりませんが、だんだんと取引所の方に移行していき、そして店頭の気配価格自体はまだ残る。
○渡辺(豊)政府委員 店頭気配の発表は、実際に行われた売買ではなくて気配価格であるということは先生御承知のとおりでございますし、また毎日発表しております。 それから日本相互証券の売買は、証券会社間の売買でございます。
いろいろ算定方式がございますけれども、いま店頭気配あるいは上場気配ということで一般に発表されております国債の利回りと申しますものは、いわゆる日本式利回り計算法に基づきます。
で、私どもは、市場の実勢を見ます場合に、現在、店頭気配あるいは上場価格、市場というものは、いわゆる日本式利回り計算というのをやっておりますけれども、これ以外にいわゆる直利方式と申しまして、流通価格が九十五円五十銭でございます場合に、クーポンレートが六・一であるということになりますと、いわゆる九十九円五十銭投下しまして、それの利回りが幾らになるかという単純な計算方式もございます。
以上のような方式で三回にわたりまして、いずれもこれは当時の市場価格、いわゆるオファー日の店頭気配、あるいは上場価格よりも若干高い価格と申しますか、低い金利、いわゆる市場の実勢をこれが反映してくれたと思いますけれども、そういう価格で落札をされておりまして、落札者は証券会社、銀行、いずれもこれを落札いたしておりますが、どこが幾ら落札をしたかということは、これは日本銀行の方も私の方も外に公表しないということにいたしておりますので
われておりまして、国債の発行条件あるいは事業債の発行条件、これは信用度の格差というものがある、あるいは国の財政負担への影響もあるというようなことで、相当大きな格差が市場火勢と離れて設けられておりましたけれども、これを市場実勢に近づけるという努力をいたしまして、かつては一%以上離れておりました一般事業債と国債との発行条件の格差というものが現在では〇・二%に縮まっておるということで、日々の市場で発表されます店頭気配
たとえば、公社債の店頭気配の発表制度の充実でありますとか、あるいは流通金融の拡充でありますとか、そういった方法でもって流通機構の整備に努めてまいったわけでございます。
私どもがこの発売、入札による販売をいたしましたところ、大体市場実勢よりも若干低利と申しますか、いわゆる店頭気配等よりも十銭、二十銭程度高いところで応札されておりますので、いまの金融市場の実勢はこんなものかなあというんで、市場実勢を探る意味においては非常に意義があったと。そのほか特にこのことによって問題があるというふうなことはまだ耳にいたしておりません。
また他方、流通機構につきましてもその改善をいろいろ図ってまいりまして、たとえば公社債の店頭気配発表制度の改善でありますとか、あるいは流通金融の拡充でありますとか、そういったことを次第に行ってまいりました。
私ども証券界におきましては、従来より公社債市場の整備充実の方策について検討を重ね、これまでに公社債店頭気配発表制度の改善など諸般の施策を講じてきたところでありますが、さらに今後とも、公社債市場が引き続き健全な発展を遂げていくためには、基本的には、国債まで含めて公社債全般にわたって発行形態の多様化、発行条件の弾力化などが重要と考えられます。
○参考人(前川春雄君) 店頭気配はその売買の都度相場が出るものでございまして、取引所で毎日相場が立つものではございませんので、私が二万四、五千円ということを申しましたけれども、その都度需給の関係、売買の関係によってその相場は変わるものであろうというふうに思います。
三月二十二日の店頭気配は二万五千八百円じゃないか。あなたのところの四五%持っておる出資株主に対して、あなたそんな無責任なこと言えるか。もっとしっかりしなさい。
それがこの〇・四%ばかりの改定をいたしましたために、この乖離幅は改定直後におきましては〇・九五八%、それでも約一%近くの年利の乖離があったわけでございますが、最近、金融の緩和という状態を反映いたしまして、店頭気配の価格が上がりまして、その結果流通利回りが下がりまして、最近の乖離幅は〇・五七二%でございました。
特に東京証券業協会では三月二十四日から公社債店頭気配の発表をいたして、流通市場の育成が進められたという態勢はとられておるが、さて、その実績が何であるか調べてみますると、肝心の市場売買による実商いはわずかに全体の一割にしかすぎないのである。その大半のものは証券会社の値つけバイカイにしかすぎない。
いわゆる財務体質の改善と、やや広い場からの効果も期待し得るんじゃないかとわれわれも考えておるわけでありますが、銀行からの短期の借金で長期の設備投資をまかなっていくという従来のそういう誤った資金調達の方法を何とかして是正していきたいというわけで、長期の資金は自己資金でまかなうか、いわゆる増資か内部留保かあるいは長期の社債でまかなうべきであるという観点に立ちまして、最後の社債につきましては、去年の夏、店頭気配
昨今ようやくそういう方面にも打開の道が開かれてまいりまして、実は三十一年に東京と大阪の証券取引所におきまして債券市場が開かれておったわけでありますが、先ほど申し上げたような金融情勢等によりまして、昭和三十七年には事実上閉鎖になっておったところ、本年八月十九日から事業債につきまして店頭気配の交換を実施をいたしております。
店頭気配相場がございます。取引も若干ございますが、あまり大口な取引があるわけじゃございません。そういった点について考慮を払うべきか払わざるべきか、まだその点についての最終的な決定はなされておりませんが、いまの出資証券というのは、言ってみれば期限の定めのない債券みたいなものでございまして、出資者と言いながら、それは日本銀行の経営その他一切干渉する権利を持っておりません。
それがたまたま、最近東北開発株式会社が取得した株の値段ともほぼ見合いまするし、それからまた、当時店頭気配の方だけでいきますと、三十四年度の実績は百六十円だったわけであります。そこで、百六十円というような——普通株の、評価の場合には、そうした上場株でなくて、店頭気配のあるような場合には、店頭気配によるわけであります。