1956-01-12 第24回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
従いまして漁具の被害につきましても、小型の定置漁業であるとか、あるいはカレイやタコをとるところの底建網であるとか非常に小さな規模のもの、あるいはタコの延べなわ、タコ箱をつなぎましたあの延べなわ、そういうものを揚げるいとまもなくそのまま風浪の際にさらわれてしまったのでございます。またほかの県からも申し上げました通り、本県の沿岸一帯の海草、貝類の漁場が壊滅的な打撃をやはり受けておるのでございます。
従いまして漁具の被害につきましても、小型の定置漁業であるとか、あるいはカレイやタコをとるところの底建網であるとか非常に小さな規模のもの、あるいはタコの延べなわ、タコ箱をつなぎましたあの延べなわ、そういうものを揚げるいとまもなくそのまま風浪の際にさらわれてしまったのでございます。またほかの県からも申し上げました通り、本県の沿岸一帯の海草、貝類の漁場が壊滅的な打撃をやはり受けておるのでございます。
三、たら底建網は定置漁業権とせよ。四漁業権の個人独占を禁止せよ等であります。 秋田縣の意見の大要を申し上げますと、一、定置漁業権等は漁業協同組合に與えよ。二、漁業調整費行政費等は國庫負担として免許料及び許可料等にて徴收するな。三、共同漁業権を拡大し、磯つき魚を全部入れよ。四、内水面にも共同漁業権を設けて漁業協同組合に與えよ。五、漁業法案に漁業金融の措置を織り込まれたい。
現在底建網の問題その他の問題で御意見がありましたが、こういう点については私はよく漁業者の意見を聞いて、もしもこれが不適当であれば改正も考慮する、こういうことはちつともかまわないと思います。
例えば機船底曳網漁業であるとか、或は「まぐろ」漁業であるとか、或いは青森方面の「たら」の底建網、その外、要すれば、銚子の、時期は多少遅れて参りましたが、「さんま」とか、その外定置網のものについても集約的に大量出荷を期待できるような漁業種類のものについては、これを主要根拠地毎に漁業者の團体と話をして、そうして具体的な出荷計画を立てる。それに必要なリンク資材というものをどうするかということを決める。