1999-08-03 第145回国会 衆議院 法務委員会 第26号
司君 保岡 興治君 枝野 幸男君 佐々木秀典君 福岡 宗也君 漆原 良夫君 安倍 基雄君 木島日出夫君 保坂 展人君 委員外の出席者 参考人 (財団法人国際 研修協力機構参 事) 黒木 忠正君 参考人 (弁護士) 床井 茂
司君 保岡 興治君 枝野 幸男君 佐々木秀典君 福岡 宗也君 漆原 良夫君 安倍 基雄君 木島日出夫君 保坂 展人君 委員外の出席者 参考人 (財団法人国際 研修協力機構参 事) 黒木 忠正君 参考人 (弁護士) 床井 茂
本日は、両案審査のため、まず午前は、外国人登録法の一部を改正する法律案を中心に、参考人として財団法人国際研修協力機構参事黒木忠正君、弁護士床井茂君、指紋カードをなくせ一九九〇年協議会朴容福君、株式会社香科舎代表辛淑玉さん、以上四名の方々に御出席いただいております。 この際、参考人各位に委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。
○参考人(床井茂君) この不法就労者、先生御指摘の不法就労者の問題を含めまして外国人登録制度を考えていくということになりますと、これは非常に難しいわけでございます。不法就労者にとって外国人登録をするということは、すなわち退去強制に結びついていくということになるわけでございます。つまり、国外追放ということになりますとみずから外国人登録はできないということになってくる。
紀平 悌子君 政府委員 法務大臣官房審 議官 本間 達三君 法務省入国管理 局長 高橋 雅二君 事務局側 常任委員会専門 員 播磨 益夫君 参考人 慶應義塾大学法 学部教授 小此木政夫君 弁 護 士 床井 茂
○参考人(床井茂君) 私は先生の御意見に全く賛成でございます。 外国人であるがゆえに外国人登録法の問題において大きな罰則が加えられるということについては私は疑問を感ぜざるを得ない。この一年以下の懲役、二十万円以下の罰金というものは、賭博罪ないしは過失致死罪より重い規定でございます。つまり、それほどの保護されるべき重い法益なんだろうか、私は人の命の方が大切なのではないかというふうに思っております。