1957-04-17 第26回国会 衆議院 農林水産委員会 第29号
○石谷政府委員 ただいま伐調資金の問題がございましたが、大体近年十八億三、四千万円という程度でございますが、そのうちの一%程度のものが、いわゆる広葉樹薪炭林の許可になりましたものに対する融資の割合でございます。従いまして残りの九九%というものは、全部針葉樹幼壮齢林に対する伐採抑制の肩がわりとしての融資というようにお考えいただきましてけっこうではないか、かように考えておるわけであります。
○石谷政府委員 ただいま伐調資金の問題がございましたが、大体近年十八億三、四千万円という程度でございますが、そのうちの一%程度のものが、いわゆる広葉樹薪炭林の許可になりましたものに対する融資の割合でございます。従いまして残りの九九%というものは、全部針葉樹幼壮齢林に対する伐採抑制の肩がわりとしての融資というようにお考えいただきましてけっこうではないか、かように考えておるわけであります。
そこで、私どもといたしましては、従来あってなきがごときといいますか、そういう言い方はちょっと語弊があると思いますが、そういう存在でありました広葉樹薪炭林の制限制度をはずすことによりまして浮いてくる手をもって、必要性の増しております針葉樹の用材林に対する伐採制限の実施に当てて参る。
閣議決定によりまするというと、木材の需給対策について次のように決定しておられるのであります、それは木材、木炭及び薪炭の需要は合計して立木換算二億三千万余石に達するが、外国からの輸入に期待し得るものは僅かに一%に過ぎず、専ら国内資源でこれを賄わなければならない、その年生産量の二・八倍に達する過伐を行わなければならないこととなるから、これが対策といたしまして薪炭を燐料とする自動車を石油類使用車へ転換、広葉樹薪炭林