1998-04-10 第142回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
その都度、国民負担という形で国民にその重荷がかかってくるわけでありますけれども、幾ら財政対策で手直しをいたしましても、老人医療費あるいは日本の医療制度の抜本的な改革をなくしては、これは繰り返しが永遠に続くテーマであろうと思います。そして、今こそ、抜本改革が言われるときに、その基本構想から改めていく時期が今をおいてないだろうと思います。 一つは、平成十二年に介護保険が導入されます。
その都度、国民負担という形で国民にその重荷がかかってくるわけでありますけれども、幾ら財政対策で手直しをいたしましても、老人医療費あるいは日本の医療制度の抜本的な改革をなくしては、これは繰り返しが永遠に続くテーマであろうと思います。そして、今こそ、抜本改革が言われるときに、その基本構想から改めていく時期が今をおいてないだろうと思います。 一つは、平成十二年に介護保険が導入されます。
しかしながら私どもは、いまも古寺議員が言いましたように、この内容がはっきりしない限りは、幾ら財政対策案を修正し、あるいは何んだかんだで通したとしても、また同じことが出てくるんじゃないかという大変な心配があるわけです。 われわれは野党だから、どうなってもいいという考えを持ちません。
以上、指摘いたしましたような健保の赤字を生み出す構造的要因をなくし、抜本的な制度改正を早急に行い、治療中心の今日の医療を予防先行の医療制度に変えない限り、幾ら財政対策を講じても、それはまさにざるに水を注ぐがごとき結果としかならないのであります。(拍手) 政府は、健康保険法改正のたびごとに抜本改正を繰り返し口にしてきました。
たとえばざるで水を受けているようなものなんだから、そのざるを、入れもののほうをかえなければ幾ら財政対策をしてもまた赤字が重なるではないかということが、これが四十二年からの議論ではないですか。またこれを何年か、同じことを繰り返すのですか。大臣、どうです。
きょうはここにいないので、やむを得ないから斎藤厚生大臣に言っておりますけれども、とにかくこの三つがそろって初めてこの審議は了解されるのでありまして、これなくして、幾ら財政対策案だけやってくれなんて言われても全く無理でございます。それは、これも先ほど質問があっておりましたように、社会保険審議会も社会保障制度審議会も、今回の抜本対策案はもう抜本改正の名に値しないと冒頭に指摘しておりますよ。