1971-11-10 第67回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第2号
政府がこれだけ輸入せよという割り当てがきたら、そのうち民間貿易で幾ら、畜産振興事業団で幾ら、そのうちの畜産振興事業団の割り当てを、ここに私は名簿を出してもらいましたが、十六社ですか、食肉輸入商社、こういうところにただ切符で、クーポン券みたいに割り当てる、それだけの役目をしておるのですね。何も市場価格安定のための操作というのは、現実的に畜産事業団では行なわれておらないのです。
政府がこれだけ輸入せよという割り当てがきたら、そのうち民間貿易で幾ら、畜産振興事業団で幾ら、そのうちの畜産振興事業団の割り当てを、ここに私は名簿を出してもらいましたが、十六社ですか、食肉輸入商社、こういうところにただ切符で、クーポン券みたいに割り当てる、それだけの役目をしておるのですね。何も市場価格安定のための操作というのは、現実的に畜産事業団では行なわれておらないのです。
ですからこういう状態でいきますというと、幾ら畜産振興といっても、結局都市周辺の酪農家はどうにかこうにか採算が合うけれども、僻地のほうに行ったら全然合わないという結果が出てきてしまう。そうするとそのこと自体が、酪農自体の問題だからいいけれども、あるいは農家やメーカーの問題だからいいけれども、問題は国民の体位という問題を考えたときには、重大な問題になってくるわけです。