2002-03-05 第154回国会 衆議院 予算委員会 第20号
つまり、デフレ対応策と言うんだけれども、肝心の、本当にデフレを解決するために最大の要因となっている需要不足、これに対して、個人消費を伸ばしていく対策など、こういうものは全くないわけですから、これでは幾ら柳澤大臣が不良債権の処理を促進すればデフレの対応になるんだと言ったって、実際には対策にならないということをきちんとまず認めた上での対策を考えていかなきゃいけないんじゃないですか。
つまり、デフレ対応策と言うんだけれども、肝心の、本当にデフレを解決するために最大の要因となっている需要不足、これに対して、個人消費を伸ばしていく対策など、こういうものは全くないわけですから、これでは幾ら柳澤大臣が不良債権の処理を促進すればデフレの対応になるんだと言ったって、実際には対策にならないということをきちんとまず認めた上での対策を考えていかなきゃいけないんじゃないですか。
これは、この曲線をごらんいただければわかりますように、傾向的に下降曲線になっておるわけですから、自己資本があるから大丈夫だ、株価が示すような悲観的な見方は当たっていないと幾ら柳澤大臣が外へ向かって頑張ってみても、マーケットの方はせせら笑うかのように、きょうの株価だって、多分、銀行株ははね上がったりはしていません。私がごく一部を見た段階では、まだ年初来安値をつけそうな銀行すらも出てきている。