2015-05-20 第189回国会 参議院 本会議 第19号
幾ら文民統制を厳格に運用しても、政治が暴走してしまっては意味がないということです。 例えば、海外で自衛隊による歯止めのない武力行使を推進する国のトップが君臨し、その下で過去の戦争責任を否定する制服トップが出現する。
幾ら文民統制を厳格に運用しても、政治が暴走してしまっては意味がないということです。 例えば、海外で自衛隊による歯止めのない武力行使を推進する国のトップが君臨し、その下で過去の戦争責任を否定する制服トップが出現する。
だから私は一番いかぬことは、皆さんも指摘されておるように、軍国主義化するという、ここに幾ら文民統制だと言ってもやはり武官が力を持ってくる、そういうような軍国主義のあり方、これはわれわれは厳に戒めなければならぬ、かように思っております。その誤解のないことを選ぶべきだ、中級だというだけではそれに答えておらないように思う。だからその点を特に取り上げた。