1953-07-29 第16回国会 参議院 運輸委員会 第20号
そうして一律に幾ら告示をしましても、経済界というものは変転常なきものであつて、先ほど第何条かによつて運賃を下げることを申出ることができるなんという計うなことは、経済界の実情からいつたら実に迂遠なものです、そんなものは何か団体交渉か何かのようにやつておつたつて、それが守れなかりたならば、その守らない者に対する罰がどの程度にあるか。
そうして一律に幾ら告示をしましても、経済界というものは変転常なきものであつて、先ほど第何条かによつて運賃を下げることを申出ることができるなんという計うなことは、経済界の実情からいつたら実に迂遠なものです、そんなものは何か団体交渉か何かのようにやつておつたつて、それが守れなかりたならば、その守らない者に対する罰がどの程度にあるか。
特に第三点につきましては、実際問題として理論的にはまさにその通でありますけれども、然らば多くの人々がよく理解の下に実際にどういう方法で制限を加えるかということが大事なことでありまして、幾ら告示の上にむずかしいことを書きましても、結局国民全体として守り得ないというような方法では本来の制限の趣旨にも反きますので、そういう意味でここには一応制限の方法は謳つてございますが、それについては更に委員会といたしましても