2010-10-26 第176回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
それから、八ツ場ダムを中止した方が公会計内の支出がはるかに小さくなるのであってということが、これお手紙の中、民主党の資料の中で言われているんですが、これも実際にダムをやめたら幾ら、ダムをこのまま造ったら幾ら、だからこっちが得ですよという資料があるはずですねと申し上げて、これも資料要求をしたんですが、いまだ出てまいりません。これは、やっぱりないんですよね。
それから、八ツ場ダムを中止した方が公会計内の支出がはるかに小さくなるのであってということが、これお手紙の中、民主党の資料の中で言われているんですが、これも実際にダムをやめたら幾ら、ダムをこのまま造ったら幾ら、だからこっちが得ですよという資料があるはずですねと申し上げて、これも資料要求をしたんですが、いまだ出てまいりません。これは、やっぱりないんですよね。
幾らダムをつくったってこのままでいったら水不足解消にならないということになるのでありますから、その点ひとつお尋ねしておきたいと思います。
たとえば河川事業は幾ら、ダムは幾ら、砂防は幾らという程度の通知はいたしておりますが、河川別に幾らということはその通知の内容に入っておりません。ただ、事務的に関係者とよく話し合ってその内容を大体きめております。
アメリカのTVAの何も、日本ではいろいろな計画だけどうこうした、金をこうした、金を幾らダムに使つた、電力に幾らという数字のあれはありますけれども、その当時のルーズヴェルトのニュー・デイール政策と切離して考えることはできない。新規播直し政策と引離してあのTVAというものは考えられない。
中を御覧になりますと、政府も、電気事業者も、土建業者も、とにかく科学者を無視していろいろなことを考えているので、これでは幾らダムを作つても忽ちにして埋没してしまう。