生きている恩人を、首相を辞めてから墓参りしたいとか、幽霊社員であったことを指摘されて、人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ、男もいろいろとは言わなかったようなんですが、そういう勤労者を冒涜する発言をした。そして、若いころの経歴や違法行為を指摘され、四十年前のことなどとやかく言われる筋合いはないと開き直りましたですね。これ、とても普通の人間の発想ではないと思うんですよ。
平野貞夫
加えて、総理は、厚生年金に加入していた当時、幽霊社員だったことを笑いながら昨日もこの委員会で発表され、仕事は選挙で当選することだと胸を張られて答弁される姿を見て、また、太っ腹のいい社長だったと、是非墓参りをしたいと、生きている方をこのように亡くなっていると錯覚するような答弁もあったわけでございますが。
榛葉賀津也
昨日のイラク特において、総理は、七〇年四月から約四年半、国会議員の在職期間も含め、総理の言葉をかりれば、太っ腹の社長の下、勤務実態のない幽霊社員として厚生年金に加入されていたことを認めたと思ったのですが、官邸では、再び、勤務実態があったと言っています。この問題に関しての総理答弁の変貌自在ぶりと腰の定まらなさには、ただただ頭が下がる思いです。
平野達男
そうなってくると、例えば小泉さんについてもいろんな、幽霊社員だったんじゃないかとか、マスコミの取上げ方が出ていますね。例えば、勤務の実態がないのにある会社から報酬を得ていると、これはやみ給与になるし、あるいはやみ献金かも分からないと。こういう問題が裏にずるずると付いてくるから、結局、マスコミの論調では自民党さんが公表しないんだという話になっているわけです。
松岡滿壽男
つまり幽霊社員なんですよ。
そしてなおかつ悪いのは、この体験協会なる協会がとった仕事を、座席を有していないけれども、このメンバーズシップに入れてもらった会社がほとんどいわば丸投げを受けて仕事をとっているのですよ。こういう仕組みは民間の自由競争とは反しませんか。大蔵大臣、ちょっと感想だけお伺いしたいのですけれども、いかがでございますか。
安住淳
幽霊社員です。幽霊社員を出している会社です。こんなことを平気でずっとやってきたんじゃないですか。それも、ウルグアイ・ラウンド予算がついて、予算が大きくなってからなおさらですよ。
農家は苦しんで、非常にみんな、それぞれ皆さんの選挙区もそうだと思いますけれども、三割減反やらされて、米でなかなか食えないから、どうやって、減反をしたところで何をつくって飯を食っていくか、みんな考えている。
安住淳
なぜかというと、このコンサルタントの民間会社の幽霊社員は、現地のコンサルタントに行くときに、農林漁業体験協会の名刺を使って歩いているんですよ。ですから、体験協会の人だと思っていたら実は民間会社の人だった。
だから、総務庁のコンサルタントをめぐる答申も、実は非常に踏み込んだ話は書いていないんですよ。だけれども、指摘はしていることは事実ですね。
安住淳
例えばこの農林漁業体験協会にしたって、幽霊社員を出向させている会社が二十社強あるんですよ、コンサルタント業務で。そこに補助金をつけて、その職員の給与を払っているわけです。
今度の問題で、システムとして一番何が問われているかというと、大臣、この協会をそもそもなぜつくったのかという表向きの理由は、今渡辺構造改善局長から聞いた。
安住淳
つまり、公益法人に対する、座席を有していない幽霊社員を出している民間会社、これに対する給与の支払いをやめるということ、これはいいですね、まずこれだけ確認します。
安住淳
職場では、会社は幽霊社員に給料を払っている、こういうふうに大体言っております。これでは名目は給料だが事実上は会社が特定の政党に金を出しておるようなものではありませんか。これも公益事業の関電としてはあるまじきことであります。このような実態を大臣は御存じですか。
小巻敏雄