1978-06-15 第84回国会 衆議院 決算委員会 第16号
被害の発生する態様でございますが、造林木の被害は、壮齢林に隣接しまたは囲まれた幼齢造林地が激しく被害が出ております。これは壮齢林内の植物が貧弱なために採食場所がないということで、食餌植物の豊富な造林地に求めるものというふうに考えられております。 それから、被害は主として冬季に行われますが、融雪しやすい日当たりのよい場所が多いようでございます。
被害の発生する態様でございますが、造林木の被害は、壮齢林に隣接しまたは囲まれた幼齢造林地が激しく被害が出ております。これは壮齢林内の植物が貧弱なために採食場所がないということで、食餌植物の豊富な造林地に求めるものというふうに考えられております。 それから、被害は主として冬季に行われますが、融雪しやすい日当たりのよい場所が多いようでございます。
林業関係につきましては、幼齢造林地あるいは苗木等を中心といたしまして、北海道、東北、中国の西のほう等におきまして一部被害が発生しております。たとえて申し上げますれば、幼齢造林地の被害は、一応県の報告では四千ヘクタールということになっております。永年植物でございますので、急激に被害はあらわれておりませんが、引き続き調査を続行中でございます。
○櫻内国務大臣 いま一応まとまっておる点については林野庁長官のほうからお答えをさせますが、逐次その報告が参っておるような状況でございまして、たとえば民有林の被害概況、八月二十八日現在の県報告の集積からいたしますと、幼齢造林地の被害面積は約四千ヘクタール、被害県は北海道、青森、宮城、島根、山口等。
この約三百十五ヘクタールの国有林野は私の調査では五、六年生から十年生の幼齢造林地が約百五十ないし百六十ヘクタールございまして、すでに所属がえも終わっております。
ただ、加入の非常に少ないのは、比較的危険性の多い幼齢造林地の加入につきましては非常に高度な加入率がございます。しかし、従来被害の少なかった高齢のものにつきましては、現在のところ加入率は非常に低い状態になっているのでございます。
○福森説明員 当初、火災保険のみの時代におきましては、幼齢造林地におきまして加入率が非常に高かったのでございますが、気象災を含みました現在におきまして、十分国のPRも行き届いていないという面もあろうか、こう考えますので、今後はPRを十分徹底いたしまして加入の促進をはかりたいというように考えております。