2007-03-27 第166回国会 参議院 内閣委員会 第4号
また、二歳児につきましては、保護者などの大人との一対一のかかわりが主という活動状況でありまして、三歳児のように幼児同士がかかわり合って模倣し合うという関係ではない。あるいは、二歳児の複数名が同じ場所で遊んでいても、単に場を共有して並行的に遊んでいる状況でしかないという状況が見られたところでありましたので、幼稚園教育ではない形で受入れを全国展開をしたいというふうに考えているところでございます。
また、二歳児につきましては、保護者などの大人との一対一のかかわりが主という活動状況でありまして、三歳児のように幼児同士がかかわり合って模倣し合うという関係ではない。あるいは、二歳児の複数名が同じ場所で遊んでいても、単に場を共有して並行的に遊んでいる状況でしかないという状況が見られたところでありましたので、幼稚園教育ではない形で受入れを全国展開をしたいというふうに考えているところでございます。
しかしながら、ちょっと繰り返しになりますけれども、幼稚園教育におきましては、幼児同士のかかわり合いを前提とした集団生活を通じた教育であること、そして幼児同士がかかわり合って模倣、対立、葛藤などを通じまして様々なことを学ぶものであるという、幼児教育は集団教育を前提としており、また教師と幼児という一対集団ということが教育の型としてあるところでございます。
また、三歳以上の幼稚園、保育所における教育になりますと、幼児が生活を通じて周囲の環境からいろいろ刺激を受け、また幼児同士のかかわりを基本にして様々な遊びや体験を通じて成長していくという時期に当たるのかなというふうに思っております。その意味で、教科等の学習を中心とした小学校以上の教育とはその手法等において異なるものがあるのかなというふうに思っております。
また、更に成長してくると、幼児同士のかかわりを基本といたしまして、幼児の自発的な活動としての遊びや様々な体験活動を行うことが幼児の心身の発達を助長する上で重要であると、こういうことは教育関係者のこれまでの実践を通じて一般的に認識をされているところでございます。
先生御案内のように、幼児期の教育につきましては、幼児同士のかかわりを基本に、幼児の自発的な活動としての遊びや、さまざまな体験活動を通して成長していくように指導を行うということが重要でございます。