1948-11-25 第3回国会 衆議院 文部委員会 第7号 單に一例を述べますと、本会の指導による幸澤式稻作改良法の実施において、五割ないし十割増收の成績をあげる者多く、技術の一部を取入れるだけで、よく二、三割の増收を得て、今や一たびこの稻作法を知つた者は、再び旧來の幼稚な栽培法を繰返すの愚をいたしません。本年度一町一村をあげて実施し、村の歴史始まつて以來かつてない大増産が期待されている所もあります。 織田正信