1951-03-20 第10回国会 参議院 法務委員会 第8号
それは年齢引上の問題を一年延ばして貰いたいという話であつたのだという御答弁であつたと思うのですが、私は帰りまして速記録を調べましたら、ちやんとこういうことがあるわけなのです。そしてこれは二十五年にやるべきものを一年延ばして二十六年の三月三十一日まで延ばして貰つたらできるということをここでちやんと述べていらつしやいます。
それは年齢引上の問題を一年延ばして貰いたいという話であつたのだという御答弁であつたと思うのですが、私は帰りまして速記録を調べましたら、ちやんとこういうことがあるわけなのです。そしてこれは二十五年にやるべきものを一年延ばして二十六年の三月三十一日まで延ばして貰つたらできるということをここでちやんと述べていらつしやいます。
それはこの前に差上げました書類に載つておりまするが、そうして来年度それがどの程度参りますかということは、同じ表の六のところ以下に書いて差上げてありまするが、それがまあ三千四百九十五人というのが年齢引上の場合におきまする数字になつております。そうしまして僅かにまあ今日の收容力の不足するところは千八十六という工合に考えておるのでございます。
○政府委員(古橋浦四郎君) 実は年齢引上にならなくとも少年鑑別所の分につきましては、今日の竣工状態ではどうしても延ばして頂かなければやつて行けない状況であります。
○宮城タマヨ君 委員長のほうからできるだけこの最近までの、できなければ二月中頃まででもよろしうございますが、年齢引上になりました少年の事件数と、その事件内容について御報告を願うようにお取計らいをお願いいたします。 それでは引続きましてこの問題についてその収容施設の責任をお持ちになります局長さんの、これに対する御意見がございましたらお聞かせ願いたいと思います。
○宮城タマヨ君 二月の末項までに、一月から二月の中頃までの、年齢引上によつてまあ家庭裁判所の事件となり、それから保護処分を受けた者の数がおわかりのようなお話でございましたが、四国は如何でございますか。年齢十八歳以上の者が、どれくらいの数がおりますか、まだおわかりになりませんでしようか。
ところが今度年齢引上になりましてからは、罰金以下のものでも警察官の考えによつて検察庁に送ることができるようになつたのじやございませんか、改案でございますけれども……。併しそれは家庭裁判所が、それでもと納得なさつておいでかどうかということを、この年齢引上げ、それからこの検事先議の点なんかいろいろ考え合せますときに、ちよつと参考までに聞いて見たいと思つておる点なのでございます。
○国務大臣(大橋武夫君) 少年法の年齢引上の問題でございまするが、この実施の時期が現在の法律によりますると、明年一月一日になつておるのであります。いろいろこれに関する準備その他の実情を考えて、或る程度延期してはどうかというような意見も一部において伝えられておるのであります。
第二は年齢引上の点であります。