1997-05-16 第140回国会 衆議院 文教委員会 第12号
これは、学歴、年齢、勤続年数等を勘案した上で年功型の賃金体系ができ上がっているわけでございますが、この年功型の賃金体系のもとでは、一般的に我々考えられているのは、若いときは働きに比べて若干見返りが少ない。逆に、中高年になると、若いときの働きに対する補償といいますか、若干優遇されている。
これは、学歴、年齢、勤続年数等を勘案した上で年功型の賃金体系ができ上がっているわけでございますが、この年功型の賃金体系のもとでは、一般的に我々考えられているのは、若いときは働きに比べて若干見返りが少ない。逆に、中高年になると、若いときの働きに対する補償といいますか、若干優遇されている。
労働条件につきましては、職務の内容とか年齢、勤続年数等により異なってまいりますので、一律に比較することは大変難しい問題がございますけれども、労働省が行っております賃金構造基本統計調査によりますと、平成七年のタクシー運転者の年間推計収入は全国平均で四百三万四千円ということになっております。全産業の男子労働者の全国平壇五百五十九万九千円と比べて百五十六万五千円ほど少ない状況にございます。
現在の賃金体系を考えてみますと、学歴あるいは年齢勤続年数等のいわゆる序列年功別の賃金体系が主流をなしておるわけでございますが、公務員の実態と企業規模五百人の一般民間職員との比較をいたしました場合に、公務員の場合は平均年齢が三十三・五才で一般の場合は、三十丁六才、勤続年数は、公務員が十一・九年に対して、一般が八・一年、このような状態になっております。