1951-05-14 第10回国会 衆議院 地方行政委員会 第30号
われわれの認識としましては、現在の情勢はすでに一変して、防衛の問題は非常に深刻化しておるというふうに判断いたしておりますが、この点に関しまして、大橋法務総裁は今回の改正に当り、現在の情勢をどの程度に分析されておりまするか、マツカーサー元帥の年頭声明と歩調を合わせたくらいに情勢は一変しておるという認識で、改正されたかどうかを伺いたい。
われわれの認識としましては、現在の情勢はすでに一変して、防衛の問題は非常に深刻化しておるというふうに判断いたしておりますが、この点に関しまして、大橋法務総裁は今回の改正に当り、現在の情勢をどの程度に分析されておりまするか、マツカーサー元帥の年頭声明と歩調を合わせたくらいに情勢は一変しておるという認識で、改正されたかどうかを伺いたい。
ところが本年に入りまして、トルーマン大統領の年頭教書、並びにマツカーサー元帥の年頭声明にも触れましたように、対日講和を積極的に促進するというアメリカ政府の決意が明らかにされまして、伝えられておりました国務、国防両省の対立も解消された模様でありまして、十一日にはダレス国務省顧問をトルーマン大統領の特使として日本に派遣することが公表されまして、今回の来訪となり、その後の動きにつきましては、御承知の通りであります
しかし本年に入りまして、トルーマン大統領の年頭教書、あるいはマツカーサー元帥の年頭声明にも触れられましたように、積極的推進のアメリカの決意が明らかにされまして、さらに両省の意見の相違も解決されたかのごとく、十一日にはダレス顧問を大統領の特使として日本に派遣することが公表され、今回の来訪と相なりまして、大いに対日講和の進展を期待いたしておる次第であります。