1978-07-05 第84回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
円高がもたらす企業利益に対する影響は、輸入原材料価格についての為替差益などによって、たとえば電力会社は三月期決算で年間差益九百十七億円、石油九社のそれは五千五百億円など大幅な利益を上げる企業がある一方、五社に一社は欠損を生じているというこういう二極分化の状態が明らかになっているのではないかと思うんですが、円高が企業の収益にどのような影響を与えたか。
円高がもたらす企業利益に対する影響は、輸入原材料価格についての為替差益などによって、たとえば電力会社は三月期決算で年間差益九百十七億円、石油九社のそれは五千五百億円など大幅な利益を上げる企業がある一方、五社に一社は欠損を生じているというこういう二極分化の状態が明らかになっているのではないかと思うんですが、円高が企業の収益にどのような影響を与えたか。
したがって、電力業界は円が一円上がると、私の試算が間違いか正確かどうかは今日の段階自信がありませんが、九社平均で年間差益は約三十億というふうに実は推定される。そして、これが五十三年度には、先ほど五十二年度では九百億程度と言われましたが、それでいきますと、一千二百億から一千三百億の為替差益があるというふうに私は理解をしているんです。ガス業界でも、東京瓦斯の場合でも約百億と言われている。
(拍手)たとえば、電力九社について、いまの一ドル二百六十五円が十二月まで続いたとしますと、年間差益は九百億円に達すると見られます。この莫大な差益は、家庭用電力料金の値下げや農事用電力料金のすべての農業用への適用など、国民に還元させるべきだと考えますが、総理、答弁を求めるものであります。(拍手) 第二は、二百海里及び千島問題であります。
年間差益七百九十万円といわれておるのであります。こういうものがやはり新橋駅の京浜百貨店に類似するような複雑な関係になっておるので、今日すっきりしないというのが実情でないか、こう思うのであります。これにつきましても一つ国鉄の方から一応御説明を願った方がいいと思います。
うち二百八十坪を転貸しして、これまた年間差益二百五十余万円を得ておるようであります。これのその後の状況はどうなっておるのでしょうか。これはあなたよりも便宜国鉄から御答弁願った方がいいと思うのですが、国鉄の方どうです。