1997-04-04 第140回国会 参議院 本会議 第16号
本院は、議員友部達夫君が年金会オレンジ共済組合の実質的主宰者として顧客を欺いて金銭を取得したとする詐欺被疑事件について、本年一月二十八日、内閣から同君の逮捕について許諾を求められ、翌二十九日に全会一致をもってこれに許諾を与えることを議決した。同君は、直ちに逮捕され、二月十九日、本事件について詐欺罪で起訴されるに至った。その政治的・道義的責任は極めて重大である。
本院は、議員友部達夫君が年金会オレンジ共済組合の実質的主宰者として顧客を欺いて金銭を取得したとする詐欺被疑事件について、本年一月二十八日、内閣から同君の逮捕について許諾を求められ、翌二十九日に全会一致をもってこれに許諾を与えることを議決した。同君は、直ちに逮捕され、二月十九日、本事件について詐欺罪で起訴されるに至った。その政治的・道義的責任は極めて重大である。
最後に、オレンジ共済組合問題につきまして、「友部達夫議員が年金会オレンジ共済組合の資金集めにおいて詐欺容疑で逮捕されたことは、参議院の権威と名誉を傷つける重大な問題だが、現在の選挙制度についての政府の所感はどうか。また、事件の捜査状況はどうなっているか」との質疑がありました。
関係については、そのときは年金会オレンジ共済、組合の方はついていなかったものですから、共済の方に貢献度のある方だという認識でおりました。 紹介された政治家というのは、具体的にこの方がだれだれ先生だよというような通常の紹介のされ方は全くありませんでした。
予算の執行状況に関する調査のうち、オレンジ共済組合問題について、委員を派遣し、年金会オレンジ共済組合専務理事友部百男君を証人として来る三月二十一日午後二時に警視庁に出頭を求め、証言を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
すなわち、友部達夫君の政治団体年金会が運営する年金会オレンジ共済組合が、高配当をうたって不特定多数の者から巨額資金を有利に運用するという名目で集めながら、同君の負債返済や、次男等の個人的支出等に流用し、顧客らを欺いた事実が明らかになっております。
○小杉国務大臣 平成七年の六月から、年金会オレンジ共済組合から育英奨学事業を主たる目的とする財団の設立の相談を受けました。その際、共済組合側からできるだけ早く財団が設立できるよう要望があったということは事実であります。
○泉政府委員 年金会による出資法違反容疑事件につきましては、警視庁、広島県警察、北海道警察が、十一月十二日に年金会オレンジ共済組合の事務所等を捜索し、関係書類等を押収し、現在、押収した帳簿類の分析や関係者の事情聴取などを行って、全容解明に向けて捜査を行っているところでございます。
○泉政府委員 年金会における出資法違反容疑事件につきましては、警視庁、広島県警、北海道警が十一月十二日に年金会オレンジ共済組合の事務所など二十七カ所について捜索を実施し、帳簿等関係書類を押収したところであり、現在、押収した帳簿の分析や関係者の事情聴取などを行って、全容解明に向けて鋭意捜査を行っているところであります。
それの責任者みたいな最後のところに「年金会オレンジ共済組合」というような言葉を使っているんですね。あくまでも母体というのは年金会であって、それの活動の一分野として共済事業というのをやっているんだというふうに、私を含めて世間一般の人は理解するのが普通じゃないかと思うんですね。 それで、その書き出しにも「オレンジ共済は、全国で五番目の生命共済として自治省に届け十二年目を迎えます。」