1997-06-04 第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
○藤本国務大臣 民主党さんの九七年産麦価等に関する申し入れをきょうちょうだいいたしまして、いろいろ拝見しております。
○藤本国務大臣 民主党さんの九七年産麦価等に関する申し入れをきょうちょうだいいたしまして、いろいろ拝見しております。
生産者団体の方から五年産麦価決定と関連しましてこの負担の問題についての要望が出されまして、これは基本的には今申し上げましたように生産者と実需者の間で決められる話でございまして、現在両者の話し合いが進められているところでございます。私どもとしましては、この話し合いの推移を注視してまいる考えでございます。
○政府委員(後藤康夫君) 本年産麦価の決定におきまして、銘柄間格差を導入いたしまして、等級間格差を広げたわけでございますが、これは先ほどもちょっと御説明を申し上げましたように、平均的に見ますと、品質グループ別に申しますと、評価の高い麦の作付が減ってきているわけでございますけれども、そういうものほどやはり十アール当たりの収量が低いということがございまして、いい麦をつくったが、十アール当たりで損になるというような
実際には昭和六十二年産麦価の決定において、価格面から来る財政負担の軽減は既に現行で引き下げの目的を達しておいでになると思います。
例えば、六十二年産麦価は生産性向上分として四百三十三円カットされました。仮にこれが現行法で今と同じ状態が続くとすれば、この調整額上乗せ分は六十二年で千七百二十五円ですから、一年で四百三十三円ずつ削られていったら四年でこれもゼロになってしまうわけです。生産性向上を配慮するということはこういうことになりはしませんか。
第四には、品質格差の設定でありますが、昭和六十二年産麦価決定に当たり、法律の改正を待たず大幅な品質格差の導入がなされたことは遺憾であります。なお、今後の品質格差の設定に当たっては、地域の実情を十分配慮し、固有用途なども考慮された運用が望まれます。 以上、改正案について私の所見を申し述べてまいりましたが、この機会に、麦作の生産改善対策について私の考えをあわせて述べさせていただきたいと思います。
本年産麦価につきましてはすでに据え置きの答申がなされております。畜産、酪農もまたしかりと言わなければなりません。葉たばこ耕作も外国葉の輸入圧力に押され、耕作面積は年々減少いたし、かつての三分の一となっております。収納価格もお米や畜産物等に比べればあるいは上位かもしれませんけれども低迷状況には変わりがございません。
農林省構造改善 局長 大場 敏彦君 農林省農蚕園芸 局長 野崎 博之君 農林水産技術会 議事務局長 堀川 春彦君 食糧庁次長 戸塚 金郎君 ――――――――――――― 本日の会議に付した案件 ○理事補欠選任の件 ○農林水産政策に関する調査 (昭和五十三年産麦価等
説明員(戸塚金郎君) ただいま先生のお尋ねの件でございますが、四条ノ二の二項に定めてございますのは、昭和二十五年、二十六年産の麦の政府の買い入れの価格を平均して得た額に農業パリティ指数を乗じて得た額を下らざるものとしてということで、ここは下ってはいかぬということでございまして、「其ノ額ヲ基準トシテ麦ノ生産事情其ノ他ノ経済事情ヲ参酌シ」云々ということでございまして、米審の御意見もございまして、五十二年産麦価
○説明員(戸塚金郎君) 麦価の決め方についてはいろんな議論がございまして、かつ最近までの麦の減産傾向ということが非常に問題になったわけでございまして、五十一年産麦価決定後五十二年産麦価決定までの間に、米価審議会の中に小委員会を設けて麦価に関します御研究を願い、その御結論を得て、五十二年産麦価からはしんしゃくの仕方として一定の係数を掛ける、その一定の係数というのは、五十一年産麦価のときまでありました生産奨励金
————————————— 本日の会議に付した案件 理事の辞任及び補欠選任 農林水産業の振興に関する件 昭和五十三年産麦価決定等に関する件 農畜産物の輸入に関する件 ————◇—————
○片岡委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブを代表して、昭和五十三年産麦価決定等に関する件について、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 昭和五十三年産麦価決定等に関する件(案) 我が国の食糧政策は、内外圧の強まるなかで、根本的な政策の転換が迫られている。
この際、片岡清一君外五名から、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブの共同提案に係る昭和五十三年産麦価決定等に関する件について決議すべしとの動議が提出されております。提出者から趣旨の説明を求めます。片岡清一君。
出席政府委員 食糧庁長官 大河原太一郎君 小委員外の出席者 農林水産委員長 金子 岩三君 農林水産委員 熊谷 義雄君 食糧庁総務部長 小野 重和君 農林水産委員会 調査室長 尾崎 毅君 ————————————— 本日の会議に付した案件 農産物の価格等に関する件 昭和五十二年産麦価決定等
本小委員会は、去る五月十九日開会し、また、昨七日農産物の価格等に関する件について調査を行ったのでありますが、昭和五十二年産麦価決定等に関する件について、本小委員会の結論を次のとおり決定いたしたいと存じます。 結論の案文を朗読いたします。
三、昭和五十二年産麦価については、麦の自給度を向上するため、その算定方式に改善を加え、生産農民の所得を確保し生産意欲が増進される水準に決定すること。 四、麦作については、ほ場整備その他の農業生産基盤の整備、米麦一貫生産体制の確立、高能率営農体系の普及と集団化の促進、優良品種の開発等その生産振興対策を一層強力に推進し、米の消費拡大とあいまつて、外麦の輸入を段階的に抑制すること。
したがいまして、私どもとしてはその結論を尊重いたしまして、ならば本年産麦価からその改善の措置をとりたいというふうに考えております。
昭和五十二年産麦価決定等に関する件(案) 政府は、本年産麦価の決定に当たり、麦作の現状を十分把握し、国内自給度の向上を図るため、その生産対策をさらに強化するとともに麦作農家の所得と再生産の確保を図り、麦作の生産意欲が一層喚起されるよう左記事項の実現に努めるべきである。
————————————— 本日の会議に付した案件 理事の辞任及び補欠選任 閉会中審査に関する件 小委員長からの報告聴取 昭和五十二年産麦価決定等に関する件 ————◇—————
この際、昭和五十二年産麦価決定等に関する件について農産物の価格等に関する小委員長から報告を聴取いたします。山崎平八郎君。
米価審議会の麦価算定小委員会においても生産費方式についてはいろいろ議論されておりますが、麦については、これをとるべきという御意見もございますが、非常に難点もあるということでまだ議論が収斂しておりませんし、われわれといたしましても、本年産麦価について生産費方式あるいはただいまお話しのような所得補償方式を加味した方式についてこれを採用する考えはございません。
いわゆる五十二年産麦価の問題につきまして御質問をさせていただくわけでありますけれども、五十二年産麦価の問題につきましてはいわゆる農協ではすでに麦価の値段を出しました。この問題につきまして長官は、この農協要求の麦価の価格につきましてどういうふうにお考えでございましょうか。
○美濃委員 いまの米審の小委員会で検討しておるという、その結論が出た場合に、五十二年産麦価において奨励金を価格に織り込んだ価格体系というのは、実現できる可能性はあるのですか。今年の決定はそこまでいかれますか。
いよいよ六月は麦価シーズンを迎えるわけですが、五十二年産麦価について、例年六月二十三日ごろから麦価米審を開いておるようでございますが、麦価米審については今後の麦価決定に当たってどういう日程で進めていかれるのか、お答えをいただきたい。
まず、第一に、麦の政府買い入れ価格とその算定方式についての御論議でございますが、五十年産麦価につきましては政府の諮問の方式によって決定することはやむを得ないというような御論議がございました。
○美濃委員 長官が見えましたから、さっきからの質問を継続して聞きますが、今回五十年産麦価を一〇・二%で諮問を行った。実際経費を調べてみますと非常に異常なくらい化学肥料が暴騰しております。過燐酸石灰で五二%、窒素肥料で四一%、カリ肥料が四八%、これは単肥ですが、これを化成肥料にしたものが五一%、と、肥料だけでこういう上昇です。肥料は特に上がっております。
○美濃委員 ただいま五十年産麦価の諮問内容が説明されたわけですが、若干の質問をいたしたいと思います。 その前に、きょうは出席する政府委員は下浦次長だけですか、食糧庁長官は来ますか。
その前に大臣にお伺いをいたしたいと思うのでありますが、昨日、米価審議会において四十八年産麦価の答申がなされたようであります。その答申の内容に多く触れるつもりはございませんけれども、まあ一四%の引き上げ、これはここ数年なかった引き上げ額でございまして、その諮問案の全体を通じましても、答申を見ましても、今日の世界的な食糧事情、これが反映していると見ることができるわけであります。
————————————— 本日の会議に付した案件 参考人出頭要求に関する件 理事の互選 農林水産業の基本施策に関する件 酪農に関する件 請願 一 昭和三十三年産米価の決定等に関する請願 (片島港君外一名紹介)(第一八号) 二 昭和三十三年産麦価の減収加算に関する請 願(片島港君外一名紹介)(第一九号) 三 農地法の一部改正に関する請願(丹羽兵助 君紹介)(第九六号
四、昭和三十三年産麦価については、食糧管理法施行令第二条の三により減収加算を行うこと。 五、米麦の包装費については実情に即した適正価格とすること。 六、昭和三十三年産米につき所得税並びに地方税の減免措置を従来通りこれを行うこと。 右決議する。
————————————— 六月二十四日 繭糸価格の安定に関する臨時措置法案(内閣提 出第五号) 同日 昭和三十三年産米価の決定等に関する請願(片 島港君外一名紹介)(第一八号) 昭和三十三年産麦価の減収加算に関する請願( 片島港君外一名紹介)(第一九号) 農地法の一部改正に関する請願(丹羽兵助君紹 介)(第九六号) の審査を本委員会に付託された。
この四、五日中に、今週末から来週にかけましては、これもおそらく結論が出るのではないかと思っておりますが、その結論いかんも、本年産麦価、少くとも価格体系全般の問題としては参照すべきものであろうというふうに存じまするので、その結論も見て検討をしたい、かように存じております。
○委員長(江田三郎君) 次に、昭和三十年産米の集荷及びその価格等に関する件及び昭和三十年産麦価に関する件を一括して議題にいたします。