2012-03-27 第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
また、二十四年産につきまして新基準値を超える農林水産物が生産、流通されないようにするために、二十四年産稲の作付けに関する方針に基づく米の作付け制限区域等の設定、また、除染や放射性物質の吸収抑制対策、飼料管理の徹底等の推進、放射性物質検査にかかわる地方自治体への助言、協力により安全な食料の安定的な生産確保に先生御指摘のとおり最大限努力をしてまいる所存であります。
また、二十四年産につきまして新基準値を超える農林水産物が生産、流通されないようにするために、二十四年産稲の作付けに関する方針に基づく米の作付け制限区域等の設定、また、除染や放射性物質の吸収抑制対策、飼料管理の徹底等の推進、放射性物質検査にかかわる地方自治体への助言、協力により安全な食料の安定的な生産確保に先生御指摘のとおり最大限努力をしてまいる所存であります。
特に、二十四年産の米については、二十四年産稲の作付に関する方針に基づき、三月九日に具体的な作付け制限区域等地域ごとの作付けの取扱いを公表したところであり、今後、作付け前の放射性物質の吸収抑制対策等の取組や放射性物質の検査体制の強化等の推進に努めてまいります。
特に、二十四年産の米については、二月二十八日に公表した二十四年産稲の作付に関する方針に基づき、具体的な作付制限区域等、地域ごとの作付の取り扱いを早急に決めてまいります。また、二十三年産でキロ当たり百ベクレルを超える放射性セシウムを含む米については、昨年末に公表した特別隔離対策の方針に沿って、早急に隔離の実施を具体化してまいります。
また、二十四年産稲の作付について、福島県等関係自治体の意見を十分伺いながら、できるだけ早く方針を決めてまいりたいと考えています。 あわせて、農地の除染やカリ肥料の施用等に対する支援を行ってまいる考えであります。 なお、汚染稲わらについては、関係自治体と連携して保管や焼却などを進めており、この費用は、東日本大震災復旧・復興予備費により支援しております。
○大臣政務官(仲野博子君) 大変貴重な御指摘をいただいたわけでありますが、二十三年産稲の作付けについて、安全な食料を安定的に供給するためには、まずは福島県内の一部地域を対象に原子力災害対策本部長指示による作付け制限を行ったところであります。この作付け制限の下において、二十三年産米の放射性セシウム濃度が、全体の九九・七%が一キログラム当たり百ベクレル以下という結果になったところでございます。
農林水産省は、福島県の緊急調査に積極的に協力しているわけでありますけれども、今後、この調査結果を踏まえまして、年明けから本格化する営農計画の作成に支障が生じないように、二十四年産稲の作付けに関する基本的な考え方を早急に示しまして、二十四年産米の調査にも的確に反映させることにより、米の安全の確保に万全を期してまいる決意であります。
農 林 技 官 (林野庁指導部 長) 藤村 重任君 専 門 員 難波 理平君 専 門 員 岩隈 博君 専 門 員 藤井 信君 ————————————— 本日の会議に付した事件 米価に関する件 食糧の需給及び輸入に関する件 食糧管理制度に関する件 八月十五日現在の本年産稲