1987-08-20 第109回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
そういうことで、六月十五日の統計情報部公表の六十二年産ミカンの開花状況によりますと、開花の数が極めて多く、生産量が前年産、これは二百十七万トンでございますが、それに比べまして大幅に増加すると見込まれるということでございました。
そういうことで、六月十五日の統計情報部公表の六十二年産ミカンの開花状況によりますと、開花の数が極めて多く、生産量が前年産、これは二百十七万トンでございますが、それに比べまして大幅に増加すると見込まれるということでございました。
選択的拡大が行き詰まった現状では、生産調整を円滑に進める一策として、果実加工品調整保管事業として五十五年産ミカン四万トンに対し助成を行うべきではないかと考えます。ちなみに申し上げますと、大分県下のミカンの暴落状況は惨たんたるものであり、政府の選択的拡大政策の破綻に対して農家の農政不信が渦巻いていると考えます。政府の対応についてお聞きいたしたい。
○本郷委員 若干、今回の大分県のミカンの暴落の実態について私から説明をしておきたいと思うのですが、五十四年産ミカンの予想収穫量は前年より二万三千四百トン、率にしまして一六%伸びて十七万一千五百トンという収穫量になっております。出荷量も十五万三千五百トンと、前年より一五%ほど伸びておるわけです。
○野崎政府委員 いまおっしゃいましたように、ミカン農家に対します既貸付制度資金、この問題につきましては、一律に条件緩和ということはなかなかむずかしい問題でございまして、四十七年度にも行ったわけでございますが、個々の農家がそれぞれの融資機関と協議して融資条件の緩和をやる、そういう道が開かれておるわけでございまして、御承知のように、本年の五十二年産ミカンについて見ますと非常に大幅に生産が上回って、また需要
本年産温州ミカンについては、当農林水産委員会で八月十日、熊本県の例を中心に対策について政府の見解をただしたところでございますが、その後農林省は、このほど五十一年産ミカンの予想収獲量を発表されております。
○澤邊説明員 五十年産ミカンの予想収穫量は、八月一日現在でただいま先生の御指摘がございましたように三百八十二万八千トンという予想収穫量を統計情報部で発表いたしておるわけでございます。これは予想収穫量におきまして昨年に比べて一三%の増でございます。
したがいまして、いま申しましたように、生果用につきましては価格状況いかんで違うわけでございますが、かりに生食用を四十八年産程度見込むということにいたしまして、その他かん詰め用とか輸出用はほぼ前年同でございますから、ふえるジュースの増加を見込みますれば、本年産ミカンの需要は三百六十万トンということになるわけであります。
したがいまして、四十九年産ミカンの需給対策、これを十分にいたしませんと、またまた四十七年の問題を繰り返してはならぬということで、過去の経験にも徴しまして、生産、流通、加工、各般の面にわたって施策の充実をはかっておるわけでございますが、その要点を申し上げますと、まず、生産面でございますが、これは先ほどいわゆる表、裏ということもございましたが、結局、要は隔年結果を防止いたしまして、需要に見合った安定した
○伊藤(俊)政府委員 四十七年産ミカンについていまお答え申し上げたわけでありますが、三百三十万トンから六十五万トンを引きました二百六十五万トンということでございます。
四十七年産ミカンにつきましては、隔年結果現象の豊作年に当たったことに加えて、好天候に恵まれるという事情が重なって、前年を約三割上回る増産となり、価格が低落しました。 このため、政府といたしましては、昨年末ミカン三十万トンを市場から隔離する方針を決定し、その具体策として生産者団体等をして果汁及びかん詰めに加工の上これを調整保管させることとし、目下、鋭意その実施に当たらせております。
いろいろな説をなす方がいらっしゃるわけでございますけれども、まあ通常でいきますと、昨年の、四十七年産ミカンのように、あれだけなれば、大体樹体もかなり痛むだろうから、それほどにはならないのではないかというのが通説のようでありますけれども、いや、そうではない、という御意見の方もまだいらっしゃるわけであります。
○荒勝政府委員 四十五年におきましてオレンジの濃縮果汁の価格が、四十四年産ミカンの生産量が減少いたしましたことと、したがいまして原料ミカンが値上がりしたということがありまして、国内産ミカンの原料ジュースの値段が相当値上がりした次第でございます。そこへもってきて、ちょうどその時分から天然果汁に対する消費者の需要の非常な増大がございまして、ますます需給関係が逼迫したような実情にあったわけであります。
先ほども申し上げましたように、四十四年産ミカンは非常に減産いたしまして、前年に比べまして一五%の減産を見ているわけでございます。その結果原料ミカンの値上がりという影響を受けまして、濃縮果汁の価格も先ほど申し上げましたように、四、五割程度値上がりしている。一方、需要の堅調というものは相変わらず強い。
これは最近の姿でございますが、四十四年産ミカンにつきましては、非常にミカンそのものの生産が悪かったということがございまして、原料ミカンの非常な値上がりを見た結果、また一方におきまして果汁含有率の高い濃縮果汁の需要の伸びということもございまして、ことしに入ってからの生産者価格は、キログラム当たり七百円以上、七百数十円というぐあいに、従来まあ五百円ないしは六百円という程度で推移してきたものに対しまして、
また去年、四十四年産ミカンが非常に裏年に当たって、今後ミカンのかん詰め輸出の振興が非常にむずかしいというようなこともありましたので、 一部先進県でいろいろ御研究になっておられます原料ミカンの、いわゆる取引の二カ年契約方式というもの、いわゆる豊年と裏年というものを合わせて一本で、いろいろ契約を取りきめるということも、一つの輸出振興についての案ではなかろうかということで、そういうことについて農林省もまた
五月、六月の候にもう一ぺん審議会を開いていただいて、四十三年産ミカンの出荷の総決算と申しますか、主要な産地ごとに、生産費との関連でどのようなことに相なったかということを確認いたしますとともに、今後の植栽指導について十分議論を尽くしたいと思っております。