1948-06-07 第2回国会 参議院 決算委員会 第20号
第一は宮城縣が昭和二十一年度内に引揚者等越冬用布團綿を収納しないにも拘わらず、これに對し小切手を振出したものを、經費の年度所屬を紊るものとして批難されたものでございますが、當時の状況を申上げますと、昭和二十一年度において實施いたしました引揚者等の越冬用寝具配給事業は海外よりの引揚者を對象としまして、急速に商工當局と打合せの上第三四半期分とし割當てられました布團七十萬組を各府縣に割當て日本寢具統制組合
第一は宮城縣が昭和二十一年度内に引揚者等越冬用布團綿を収納しないにも拘わらず、これに對し小切手を振出したものを、經費の年度所屬を紊るものとして批難されたものでございますが、當時の状況を申上げますと、昭和二十一年度において實施いたしました引揚者等の越冬用寝具配給事業は海外よりの引揚者を對象としまして、急速に商工當局と打合せの上第三四半期分とし割當てられました布團七十萬組を各府縣に割當て日本寢具統制組合
本件は、鹿兒島、博多の兩引揚援護局が、昭和二十年度内にその施設工事の一部が未完成であつたにもかかわらず、これに對し小切手を振出したものを、經費の年度所屬を紊すものとして批難されたものでございますが、當時の状況を申し上げますと、鹿兒島引揚援護局は、一日の明入能力を二千五百名に、博多引揚援護局は一日の受入能力を五千名になし得るよう收容、檢疫竝びに檢疫病院の諸施設を急速に整備せねばならないことに相なつたのでございますが
會計險査院によつて批難せられた事項はその報告書の中に記載されておるのでありますが、本件は、鹿兒島、博多の兩引揚援護局が昭和二十年度内にその施設工事の一部が未完成であつたにも拘わらずこれに對し小切手を振出したものを、經費の年度所屬を紊すものとして批難されたものでございますが、當時の状況を申上げますと、鹿兒島引揚援護局は一日の受入能力を二千五百名に、博多引揚援護局は一日の受入能力を五千名になし得るよう、