1949-05-16 第5回国会 衆議院 経済安定委員会 第17号
しかるに石炭價格は逐年高騰の一途をたどりつつあり、これに対し政府は、昭和二十三年度家庭用炭に限り、一トンにつき九百七十円値引きの措置が講ぜられたのでありますが、この措置は該年度限りで、しかも学校、病院等の煖廚房用石炭にはこの措置が講ぜられていないのであります。一月から二月、三月にかけては、学校も休校しているところもあるようであります。
しかるに石炭價格は逐年高騰の一途をたどりつつあり、これに対し政府は、昭和二十三年度家庭用炭に限り、一トンにつき九百七十円値引きの措置が講ぜられたのでありますが、この措置は該年度限りで、しかも学校、病院等の煖廚房用石炭にはこの措置が講ぜられていないのであります。一月から二月、三月にかけては、学校も休校しているところもあるようであります。
本案による手当額の算出の基礎について申し上げますと、北海道住民に対する本年度家庭用炭に関する石炭廳並びに配炭公團の計画では、四級ないし八級炭を配給することになつておりますが、配炭の操作上、これよりも上級炭を一部配給した実例があります。
本案によりまする手當額の算出の基礎について申し上げますと、北海道住民に對する本年度家庭用炭に關する石炭廳竝びに配炭公團の計畫では、四級及至八級炭を配給することになつておりますが、配炭の操作上、これよりも上級炭を一部配給した實例がありますので、この點を考慮いたしまして、家庭用炭といたしましては、最上級の四級炭の公價をもつて計算の基礎とした場合の消費者の支拂うべき石炭一トン當りの價格は千六百六十二圓となります