2016-03-17 第190回国会 参議院 総務委員会 第4号
地方交付税は、皆さん御承知のように、地方財政平衡交付金といって、大昔は、毎年、地方の全部の歳出を積み上げて、歳入を積み上げて、足りないもの、毎年度勝負して国が地方にお金を出したわけですよね、地方財政平衡交付金。幾ら何でもこれは大変だから国税にリンクしようというので始まるわけですよ。それが、所得税、法人税、それに酒税ですよね。
地方交付税は、皆さん御承知のように、地方財政平衡交付金といって、大昔は、毎年、地方の全部の歳出を積み上げて、歳入を積み上げて、足りないもの、毎年度勝負して国が地方にお金を出したわけですよね、地方財政平衡交付金。幾ら何でもこれは大変だから国税にリンクしようというので始まるわけですよ。それが、所得税、法人税、それに酒税ですよね。
それと、この健康保険は単年度勝負です。
そうすると、国家予算のように単年度勝負じゃなくて、ある程度の期間をもっていけますから、大臣のおっしゃったように、いまはやり出したし、人が足りないから急に募集すると、出たときにこんな余るなんということじゃなくて、ある程度ずっと調整をしていけるんじゃないか。まあ一つの方法として、これは大臣からいま早速具体的に検討するということでございます。
なお、これにつきましては、単年度勝負の医療保険あるいは賦課方式の年金の場合ですと、先生おっしゃったようなことは、当然そうした論理から物を考えることができると私は思いますが、長期の給付である年金については、そうした単年度の短いサイトにおける考え方だけでは律し得ないことは、先生もすでに御存じのところでございます。
私の言うポイントは、民間の大部分の保険というのは単年度ごとに決算をして、その次の年の掛け金か何かをすぐ逓減して還元をしておる、ところが郵政省のやっておるのは、二十年後、三十年後に確定した後に配当を倍にしますとか何とかしますとやっているから、このインフレ時代においては、二十年後になってそんなものを還元してもらったって価値がありません、単年度勝負をしなければだめだ、こういうことから、こういうインフレ時代