1978-03-29 第84回国会 参議院 本会議 第11号
今日の成田問題を見るに、空港問題、アクセス問題、燃料輸送問題、環境対策問題等、どれ一つ見ても、まさに不完全きわまりないものであり、このような状態での年度内開港の強行は、まさに政治的な開港と言わざるを得ないのであります。今回の過激派による空港心臓部の破壊は、空港機能に致命的打撃を与えたことになり、その前途はまことに憂慮すべき事態であります。
今日の成田問題を見るに、空港問題、アクセス問題、燃料輸送問題、環境対策問題等、どれ一つ見ても、まさに不完全きわまりないものであり、このような状態での年度内開港の強行は、まさに政治的な開港と言わざるを得ないのであります。今回の過激派による空港心臓部の破壊は、空港機能に致命的打撃を与えたことになり、その前途はまことに憂慮すべき事態であります。
また飛行場のゲートも非常に警戒が厳重であるということも聞いておるわけでございますが、率直に申し上げまして、こうした民間人が利用いたしますところの施設、こういう施設において一種の戦争状態と申しますか、パニック状態と申しましょうか、そういったような深刻な状態にあるわけでございますが、このような状況のもとにおきまして、政府の言われるところの年度内開港といったようなものが果たしてできるのかどうか。
C滑走路、いわゆる横風用の滑走路ができないままに年度内開港ということに踏み切ることになるわけでございますが、その点について気象庁のデータ等によりますと、何ら問題はない、危険はないというようなことでございますが、この点について、これは航空局長にお伺いしたいのですが、ことしの四月に羽田ではフィリピン航空のああいう事故がありまして、一歩間違えば大惨事にもなりかねないような事故があったわけですね。
○参考人(大塚茂君) 新空港の開港三月三十一日ということは、まだ正式に決まったわけではございませんが、いずれにしましても年度内開港ということを私ども目指しておりますので、それに対する諸準備は万全を期しておりますし、十分整い得るというふうに考えております。
政府は聞くところによると、年度内開港で、来年三月ごろの開港を目指しているということですが、いまの岩沢正男さんのように、住めないところ、移転の対象となっている民家が、昭和五十二年三月三十一日現在で、民家三百二十三戸のうち二百五十八戸が移転しましたけれども、まだ六十五戸残っております。
いま阿部議員が指摘しましたように、成田空港は昭和四十一年七月閣議決定以来、延々十二年を要しているわけでございますが、政府は当初、本年の十月開港ということを国会の中で言っておりまして、あるいは総理は年内開港ということを言っておりまして、つい最近は年度内開港という形で政府の意思を統一して発表する。
政府はもう年度内開港というような方向を明らかに示している中で、一体その中の出店営業者の選択はどういうふうに行われたのか。公募かというと公募じゃないというのですね。それからまだ決まってないのかというと内定している。しかもその出店者から負担金まで取っている。これは歳入に入っているわけです。そういう業者の名前すら一覧を発表できないというところに、なぜ隠さなくてはならないか、私ども非常に疑問に思うのです。
そこで、先日四月三日に福田総理が自民党千葉県連の主催によりましたパーティーにおいでになった節、成田国際空港、いわゆる新東京国際空港の年度内開港、それよりもことし開港ということを言われております。その際、湾岸道路につきましては、まず望み薄だというような発言をされております。