1959-07-03 第32回国会 衆議院 社会労働委員会 第1号
それから具体的な問題としては、年取つた人が気の毒だから親心で生活保護をやるという。それならば厚生省がなまけた点だけをたたくだけでいいんです。生活保護を受けたい人は厚生省に申請をすればいいんで、厚生省がぐずぐずしたり言いがかりをつけたりして生活保護法を適用しないというような現状の間違つた行政方針はやめて、ちゃんと適用すればいい。失対事業とは関係ない。
それから具体的な問題としては、年取つた人が気の毒だから親心で生活保護をやるという。それならば厚生省がなまけた点だけをたたくだけでいいんです。生活保護を受けたい人は厚生省に申請をすればいいんで、厚生省がぐずぐずしたり言いがかりをつけたりして生活保護法を適用しないというような現状の間違つた行政方針はやめて、ちゃんと適用すればいい。失対事業とは関係ない。
それから学識経験者というお話もありますが、往々権威者ということになりますと、抽象的なきめ方と、事大主義的なきめ方か日本の今までの通弊でありまして、年取つた人とか名前の売れた人とかいうのでございますが、日本の技術の、ものによりましては資格も要らん、何も要らん、小学校出たくらいの人でも尊い技術というものがあるわけであります。一例を申上げますれば、鋳物のようなものは特にそうではないかと思うのであります。
で、古い先生はもう年取つた人は駄目でありますから、学界におきましても、私はよく存じないのでありますけれども、そういう話をいたしまするというと、若い助教授階級のゼネレーシヨンの間から私が平素申しまするような萌芽が、芽が吹出ておるということも聞いておるのであります。
が、我々は、日本のヒユーマニテイ、日本の従来の国家というものに対する考え及び人道というものに対する考えから申しまして、やつぱりそれほど年取つた人、而も家族制度が今日懐われているときにおいては、それほど年取つた人に場対して、それくらいのことを国家がするのはいいという考えでありますが、併し報告書ではその点を幾分か和らげまして、財政に余裕ある場合はその制度をやるというふうに書いてあります。
戰争中勝つためというので、実際年取つた人が一生懸命働いたわけです。
こういうことでありますから、実際に紙に現わすということは、年取つた人には困難であるが、経驗なり実績なりを尊重し、会社なり銀行なりを合理的に監査し得るというような人は、陪審試驗がよろしいと、提案者はかように考えておるのであります。
併しそうしなくても民主的に協同組合ができるのだから、漁民の意思に、よりて選出することができるなら、それによつて淘汰すればよいのだというような中間的な考え方の人もありましたが、おしなべて若い人が比較的進歩的な意見が強く、年取つた人たちがいわゆる保守的だと、こういうことが言い得ると思います。そういうようなことは各條項について言われるわけです。