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1325件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1961-05-17 第38回国会 衆議院 社会労働委員会 第33号

それから中高年令層就職難という問題は、これはその背景に、あるいはわが国終身雇用制あるいは年功序列型賃金というようなものもあるのでございまして、この問題の解決もまたこの雇用促進事業団が現在計画しておるのだけではとうてい処理できないと思っておるわけでありまして、さらに一段と積極的な施策が必要であると考えておる次第であります。  

石田博英

1961-05-16 第38回国会 参議院 内閣委員会 第26号

ことに、先ほどお話にありましたように、年功序列型賃金、あるいは終身雇用制度、まあこういうようなことが労働市場封鎖を促しておる大きな原因でございまして、従いまして、個別企業における、民間企業における雇用近代化、あるいは労務管理体制近代化、さらに今後の賃金体系等についての再検討、こういうことが必要になってくると見ておるわけで、同一労働同一賃金原則ということが確立されますならば、当然また日本労働運動

田畑金光

1961-05-16 第38回国会 参議院 内閣委員会 第26号

国務大臣石田博英君) わが国労働市場封鎖性背景というのは、やはり一般的に申しまして、労働力が今日まで継続的に過剰である、それから雇用制度それ自身封鎖的である、また、終身雇用制度、それから賃金体系年功序列型の賃金体系であるというようなことから、それが相互に関連をいたしまして現在のような労働市場封鎖性を生じておるのだと思っておる次第であります。

石田博英

1961-05-11 第38回国会 参議院 社会労働委員会 第27号

国務大臣石田博英君) 今所得倍増計画の中で完全雇用の実現を目ざす要件として労働力流動性確保、時間の短縮、それから封鎖的な雇用制度、あるいは賃金——年功序列型賃金体系是正、あるいは同じ賃金問題でありますが、中小企業その他の低賃金層の問題の解決、こういうことが大きな目標として指摘してあるのでありますが、そのうちで労働力流動性確保という問題のこれを通じての雇用促進という面を主としてこの雇用促進事業団

石田博英

1961-05-11 第38回国会 参議院 社会労働委員会 第27号

(3)家族主義的労務管理である年功序列型賃金体系是正して、同一労働同一賃金原則を打ち立てることなどである。」という三つの個条をもってお書きになっているわけです。百十一ページですね。これはどの程度まで血が通っているのか、この考え方自身が、どういう工合にして実施されていこうとされているか。私はここに書いていることは当然のことだと思っている。

藤田藤太郎

1961-05-11 第38回国会 参議院 逓信委員会 第23号

やはり休日等がございますので、人員配置は大体一区に対して一・三人というふうな配置になっておるそうでありますが、この配達人も勤務を続けておりますことによりまして、年功序列によりまして、五人に一人を二級職に登用をして、主任の称号を与えておるそうでありますけれども、これは全く機械的だそうでありまして、ほとんどこれに責任を持たしていない、こういうところに問題があるように聞いております。

五藤齊三

1961-05-10 第38回国会 参議院 農林水産委員会 第40号

よく言われることでありますけれども、年功序列賃金新規卒からそこへ入ってそして年がたつに従って定期昇給があり、あるいは家族手当がついて上がっていく。そういう中で一体農村の三十になりあるいは四十になるという人が思い切って他産業に転出しても、そこで与えられる賃金というものは決して家族を養える賃金ではない。従ってあとはお母ちゃん農業として、年寄りや女の人が残って兼業農家になる。

江田三郎

1961-05-10 第38回国会 参議院 農林水産委員会 第40号

しかし、年功序列賃金体系を今すぐこわすわけにはいきません。これはできない。従ってこれをこのままほうっておけば、兼業農家あるいはお母ちゃん農家あるいは変な自立のできない、曲がった農業になってしまう。これを今こそやるときだというのが、農業基本法を制定するゆえんなんであります。で、今とりあえずの問題といたしましては、工場の分散、新しい工場を地方に作るということも一つの点である。

池田勇人

1961-05-10 第38回国会 参議院 農林水産委員会 第40号

今のような年功序列賃金体系というものが、労働力の自由な移動に大きな障害になっている。これに対してとにかくやっていくのだということだけでなしに、たとえば職業訓練をされましたところで、職業訓練でどれだけのことができるか、これは三池のあの失業者に対して労働大臣はしばしば職業訓練ということを言われましたが、そこで一体どれだけのことができたか。

江田三郎

1961-04-07 第38回国会 衆議院 農林水産委員会 第26号

政府提出の資料によれば、石坂理事長林野庁長官に比較をすると約二倍の給与を受けており、以下階級が下がるにつれてそれぞれ右へならえの比率で給与ができておりますが、わが国特有年功序列給与体系や、古手役人天下り人事などから見て、給与厚薄必ずしも事業遂行能力と正比例するものではありません。

片島港

1961-03-31 第38回国会 衆議院 内閣委員会 第19号

それからことにそういう方々の中年層訓練というものを考えてみますと、それの訓練はできても、やはり所得が必ずしも伴わない職種がありまして、そういう点につきましては、今後われわれの方として大いに研究していかなければならない問題だと思いますが、日本の現在の年功序列型賃金体系をとっている職業対策としては非常に困難でございますが、それを新しくわれわれの方としてはぜひ研究して、やはり訓練の過程の一重点としてやっていかなければならない

三治重信

1961-03-16 第38回国会 参議院 社会労働委員会 第12号

つまり、ただいま申しました先生のおっしゃることをわれわれの立場からいろいろ考えてみますると、いわば一種終身雇用制、それに対する年功序列賃金——同じように働いておっても若い者の賃金は高くて、そうして年令がたつに従って、賃金が上がると、こういうことで基本的には年寄りであろうが、若い者であろうが、勤続年限にかかわりなく、若い者でも若い者なりの新知識とエネルギーによって高い賃金をもらうということが基本問題

冨樫総一

1961-03-15 第38回国会 衆議院 社会労働委員会 第14号

冨樫政府委員 ただいまお話しの通り、日本終身雇用制、あるいは年功序列賃金制というものが、近代化するに従いまして、漸次その影を薄くしていく傾向があると存じます。ただ現状におきましては、それはそれなりの条件がありまして存在するものでございますから、これをただその面だけで人為的にあるいは政策的に変えて参りますと、そこに無理が生ずるかと存じます。

冨樫総一

1961-03-15 第38回国会 衆議院 社会労働委員会 第14号

冨樫政府委員 なぜないかということを裏返して日本の実情から申しますれば、日本雇用形態がいわば一種終身雇用制度賃金年功序列制といったような雇用形態でありますが、欧米の方はそうでなく、何と申しますか、ドライに、働いただけ賃金をもらう。従ってやめたときにどうというような考え方が基本的にないということに基づくものと考えられます。

冨樫総一

1961-03-15 第38回国会 衆議院 社会労働委員会 第14号

大原委員 終身雇用制年功序列賃金、こういうのが企業内組合とくっついておるわけですが、このことは、近代的な労使関係を発達させるのに非常に大きな問題となっておる点です。そういう観点から考えてみますと、この制度は、たとえば経営者も別の角度から取り上げているが、年功序列賃金は打破される、こういう意向が、だんだんと近代化してくると出てくる労働者の方からも出てくる。

大原亨

1961-03-13 第38回国会 参議院 予算委員会 第13号

たとえば労働移動円滑化中風年令層に対する雇用機会の造出、停滞的産業雇用問題の解消、労務管理体制是正労使関係近代化、それから中高年令層労働者移動対策としては、失業者に対する職業訓練失業保険制度適用拡大給付内容改善中高年令層に相応した雇用機会、そういう雇用機会を作る、定年制年限の延長及び年功序列型賃金体系合理化等雇用体制是正——さっき労働大臣が言われたようなことが所得倍増計画

迫水久常

1961-03-04 第38回国会 衆議院 予算委員会 第20号

技術革新とともに終身雇用前提とする年功序列型の賃金体系は現にくずれつつあります。しかしながら経営者はこの古い賃金体系の中でも最も不届きな部分、すなわち低い初任給はこれを放任をしておる、温存をいたしておるのでございます。これでは何と申しましても石田労政の大きな矛盾と申さなければなりません。  このことは農林予算についても言えると存じます。

岡良一

1961-03-02 第38回国会 参議院 社会労働委員会 第9号

であるということにつきましては、われわれ部内においても検討をいたし、具体的な対策研究をしつつあるところでございますが、中高年令層就職が非常にむずかしいという問題の大きな根と申しますか、根本的な原因というものは、非常にいろいろな原因からきているのでございまして、御承知のように、従来のいわゆる日本産業における雇用慣行、いわゆる封鎖的な慣行と申しますか、そういうような慣行の問題、また、賃金につきましても年功序列

松永正男

1961-02-15 第38回国会 衆議院 予算委員会 第12号

低いために、その平均年令の低いところからくる安い賃金、それに依存して経営しておるのでありますが、いつまでも年が若いわけではありませんから、それがだんだん今の年功序列型賃金体系で年々上昇していった場合に、そういう賃金の上に立っての経営というものをはたして考えているのであろうかということも、私どもには憂慮される場合もございます。

石田博英

1961-02-15 第38回国会 衆議院 予算委員会 第12号

と申しますのは、さっき指摘しましたように、少数の高度の技能者は要るといたしましても、全体的にはもう日本賃金構造の、終身雇用前提とした年功序列賃金体系というものは、どちらかというとだんだん侵害されてきておる。ところが大工場へ行けば、終身雇用前提とした年功序列型の賃金体系は、元来が初任給が安いということなんです。これがいわばめっけものとして、それだけはとられておる。

岡良一

1961-02-09 第38回国会 参議院 社会労働委員会 第3号

しかし、この問題の背景をなしておりますものは、御承知わが国独得の雇用制度、いわゆる封鎖的雇用制度、あるいは年功序列型賃金にあると思います。しかし、これは長い歴史の上にでき上がったものでありまして、一ぺんにどうこうということはこれは非常に困難でありますが、この賃金体系雇用制度、それ自身検討も並行して行なっていかなければならないと思っております。

石田博英

1961-02-04 第38回国会 衆議院 予算委員会 第3号

いわゆる封鎖的な雇用制度、それから年功序列型の賃金体系というようなものがやはり中、高年層就職困難の背景にもなっておりまして、ただいまお話しのように、たまたま仕事があっても、若い人と同じ賃金では家族を養えないというお話がございますが、やはり新しい雇用体系というものは、同一労働に対して同一賃金を支払うべきでありまして、そういう場合におきましては家族就職あっせん等にも努力をすることによって、そういう問題

石田博英

1960-12-21 第37回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第2号

ここでは、いわゆるお役所風な職階的な身分制とか、あるいはまた今御指摘の、いわば年功序列的な給与体系、こういうものではない、もっと自由な形において大いに研究の意欲を燃やさすような指導が必要なんだ、そういう意味で、事実研究の場では中堅以下の諸君の負担がおそらく私は非常に重いと思う。

岡良一

1960-12-21 第37回国会 参議院 予算委員会 第5号

これは労働省だけではなく、経営者団体等の協力を得ましてそういう職種を調査し、その職種をお世話をするということを中心にいたしているのでありますが、その背景には、やはり日本の独特の賃金体系年功序列型とでも申しますか、そういう賃金体系の存在の問題がやはり強くあるように思うのでありまして、この賃金体系についての研究調査も目下いたしているわけであります。

石田博英