1974-02-19 第72回国会 参議院 文教委員会 第3号
その中間報告の第三項に、「教員の身分の確立および待遇の改善」という見出しの中に、教員身分法の制定と給与体系の根本改善をはかる、こういう見出しのもとに、教員身分法——これは仮称でございましょうけれども、制定、任期制に伴う待遇改善、あるいは年功加俸制度云々等々と教員の抜本的な待遇改善と身分法というものの制定とが一体的に考えられていると判断される条項があるんです。
その中間報告の第三項に、「教員の身分の確立および待遇の改善」という見出しの中に、教員身分法の制定と給与体系の根本改善をはかる、こういう見出しのもとに、教員身分法——これは仮称でございましょうけれども、制定、任期制に伴う待遇改善、あるいは年功加俸制度云々等々と教員の抜本的な待遇改善と身分法というものの制定とが一体的に考えられていると判断される条項があるんです。
この説に對する避難は、そういうことをすれば他の行政官、それから自治體の役人一切がこれを要求するに違いない、こう言うのでありますけれども、そこは民主政治の今日、司法官に年功加俸制度を設けたからといつて、その他のものまで及ぶかどうかは、これは世論、民論に聽いてやればよい。私はこういう信念をもつておる。ただいまの司法大臣の御答辯の程度では、これはどうしても救われない。