2018-03-23 第196回国会 衆議院 外務委員会 第4号
ことしに入りまして、ASEANを中心に、RCEPの年内交渉妥結の機運が高まっております。我が国は、三月三日、シンガポールで行われた閣僚会合において、市場アクセス、ルール分野及び協力のバランスをとりつつ、一定の質が確保されることを前提として、年内妥結を目指すASEANを支持する旨を表明したところであります。
ことしに入りまして、ASEANを中心に、RCEPの年内交渉妥結の機運が高まっております。我が国は、三月三日、シンガポールで行われた閣僚会合において、市場アクセス、ルール分野及び協力のバランスをとりつつ、一定の質が確保されることを前提として、年内妥結を目指すASEANを支持する旨を表明したところであります。
年内交渉大筋合意のスケジュールを考えると、これはオバマ大統領が十一月大筋合意ということをぶち上げられたわけですが、それから逆算すると、九月の訪米は極めて大事なものでありました。
産経は、年内交渉入りは断念だけれども、一月から動くんだ、そのときに確認をいたすんだということです。 これと同時並行的というのは大変ですよ。RCEPもそうです。だから、我が党は、そして安倍総裁は、今月十八日のカンボジアで行われる東アジア・サミットで交渉立ち上げを目指すことはないでしょうねということを、あの本会議場の所信に対する質疑でちゃんとやっていただいたんですよ。
加えて、TPPも、これはアメリカ主導で環太平洋でどうのじゃなくて、我々は日中韓のFTAだって年内交渉を開始することにしました。さらに、ASEANとも連携をしながらやっていきたいと思っています。対中関係、大事だと思っているんです。日・EUのEPAもやっていきます。 TPPについては、これは中国が入ることも門戸を閉ざしているわけではありません。
私自身、四月に日本でASEAN各国の経済大臣をお招きした会議を開催しまして、東アジアの地域包括的経済連携、いわゆるRCEPの年内交渉開始に向けた取り組み強化に合意をいたしました。また、ことしに入ってからも、タイ、ミャンマー、インドなどを訪問し、インフラ開発を含む投資環境整備などについて官民一体となった取り組みを推進しております。
特に、米国は核兵器を使用した唯一の国であることに大統領が言及をしながら、START1、第一次戦略兵器削減条約、そして後継条約の年内交渉の妥結、また包括的核実験禁止条約批准の追求、また兵器用核分裂性物質生産禁止条約交渉開始、そういう意思を改めて表明したことは歓迎したい、そういうふうに思っております。
かといいまして、閣僚レベルだけでいつも会うということは容易ならざることでございますから、相当そのネゴシエーターにもある程度のフレキシビリティーと申しましょうか、交渉権を与えまして、そしてお互いに詰めていくことはつい先般の月曜ごろから始めた、こういうわけでございまして、年内交渉に向けての取り組み方はみんな一致点を持っておる、こう言っても差し支えないと思います。
そうすると、米側としても、当初の年内交渉成立の上協定が結ばれるというこういうスケジュールも全く空中分解するおそれがないではない。 一方、先般シュルツが日本へ参りましたときに、安倍さんとの間にいろいろな話し合いがなされた。その話の中を、伝えられる報道を通じて見ましても、非常にアメリカの強い姿勢というものがうかがわれる。