2000-05-10 第147回国会 衆議院 運輸委員会 第14号
○平賀委員 私は、日本共産党を代表して、港湾運送事業法の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。 港湾運送事業は、波動性、労働集約性などの特徴を持ち、供給過剰による事業秩序の混乱と悪質事業者や劣悪な労働条件の横行などのもとで、港湾運送事業者の安定化と港湾労働者の労働条件確保のために、事業免許制の導入や認可運賃・料金制度の確立などの規制が行われてきました。
○平賀委員 私は、日本共産党を代表して、港湾運送事業法の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。 港湾運送事業は、波動性、労働集約性などの特徴を持ち、供給過剰による事業秩序の混乱と悪質事業者や劣悪な労働条件の横行などのもとで、港湾運送事業者の安定化と港湾労働者の労働条件確保のために、事業免許制の導入や認可運賃・料金制度の確立などの規制が行われてきました。
○平賀委員 当然、JRができないと言っているものを運輸省がやらせることはできないことは自明のことだと思います。 次に、設置許可の問題で聞きたいと思いますが、静岡空港の設置許可の際に、運輸省に対して静岡県知事は確約書を出しています。
○平賀委員 私は、現状では、地権者の方々の意見を見ておりましても、こういうふうなことが起こり得る可能性が非常に高いと思います。ですから、少なくとも強制的に土地の収用法などによって土地を取り上げてしまうということがないように改めて最後に要請いたしまして、時間が参りましたので、私の質問を終わります。
○平賀委員 確かにこれは静岡県が判断することになっているのですが、しかし、少なくとも用地の取得に当たって強制収用などということがもし行われることになった場合、こういうふうなやり方自身について、大臣自身は本意でないというふうに思われるのですか。それとも、それは当然だというふうに思われるのでしょうか。
○平賀委員 私は、日本共産党を代表いたしまして、道路運送法及びタクシー業務適正化臨時措置法の一部を改正する法律案の反対討論を行います。 既にタクシー業界は供給過剰状態にありますが、この供給過剰状態は、政府の政策によってつくり出されたものであることは重大であります。
○平賀委員 今回の規制緩和で需給調整をなくして許可事業になるわけですが、このことによって新規の参入や車両が増加することになると思いますが、これに間違いありませんね。
○平賀委員 今の答弁で、確かに期間限定ではあっても、その時点ではタクシーが供給過剰だというふうに認識をされていたのかどうかについて、明確に答えてください。
○平賀委員 実車率はどうなっていますか。
○平賀委員 依然として八千名以上の人が避難生活を余儀なくされているわけですから、ぜひ万全な対応策を講じていただきたいということを改めて要請しておきたいと思います。 それで、有珠山の噴火災害では、噴火が予知されて人的な被害は発生しておりません。しかし、避難指示のもとで、洞爺湖温泉の旅館やホテルは休業状態にあるわけです。虻田町では八割の住民に避難指示が出されまして、経済活動が停止した状態にあります。
○平賀委員 高校卒業で内定されている方がスタートからつまずかないように、ぜひきちっとした対応をしていただきたいことを改めて要請しておきたいと思います。 それから、カラカミ観光は、売上高が百九十六億円の観光大手です。正社員、パート従業員の雇用継続を行うように要請すべきだと思います。 また、この被災地は雇用調整助成金の支給対象地域になりましたけれども、助成率が、中小企業で三分の二です。
○平賀委員 私は、最後に一言訴えたいと思いますが、阪神・淡路の震災で、五年たちましたけれども、個人補償や営業補償ができなかったがために、仮設住宅で二百三十二人の方が自殺や孤独死になった、こういう冷厳な事実があると思うんですね。 それで、私はやはりこの問題について、少なくとも個人補償や営業補償がやられない限り、住民の命や安全を守ることができないんだと。
○平賀委員 私は、高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案に対して、日本共産党を代表しまして、修正の動議を提出いたします。 その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。 これよりその趣旨について御説明いたします。 高齢者、障害者等が社会参加をしていく上で、移動の自由と安全を確保することは不可欠であり、基本的権利です。
○平賀委員 これは私たちも、一気に変えろということじゃなくて、変わるからにはやはりいろいろな周知徹底の期間もあります。しかし、将来的にはぜひ、どこに行っても同じような基準でやれるようにしていただきたいということを要請しておきたいと思います。
○平賀委員 私、こういう事例というのはいろいろなところにあると思うのですね。だからこそ私たち日本共産党は、修正案の中で、基本的には事業者の義務だという網をかけて、それで、当事者の障害者の皆さんとよく協議をして、いつまでにどういうふうな整備をするかということで、基本的には義務としてバリアフリー化を進めていくということを修正案で述べているわけです。
○平賀委員 以上で終わります。ありがとうございました。
○平賀委員 すべて義務化をする、その辺は非常に意見があるところなんですが、私も意見を伺っていまして、義務化をするにしましてもいろいろなやり方があるし、状況に応じてやり方はあるんだなというふうなことも一方では考えているわけです。 さらに続けて、事業者責任の問題について伺いたいと思うのです。
○平賀委員 時間もなくなってきましたので、最後に、このバリアフリー法が成立をしましてバリアフリー化を進めていくということになった場合、私は、公共交通網にアクセスできない人のために、タクシーなどのスペシャル・トランスポートといいますか、STSの問題が非常に重要だと思っているわけです。
○平賀委員 以上で終わります。ありがとうございました。
○平賀委員 さらに続けてこの阪急の伊丹駅の問題について伺いますが、特に私は、バリアフリー法案といった場合、最初にも申し上げましたように、これはすべての障害者を対象にするべきだということを考えているわけなんです。
○平賀委員 時間も迫ってきましたので、ちょっと先に進みます。 高橋参考人に伺いますが、いろいろ高橋参考人の書かれているものを読みますと、ハートビル法などの運動などにかかわりを持ってこられたというふうに伺っています。
○平賀委員 時間が参りましたので以上で終わらせていただきますが、大変参考になる御意見をありがとうございました。 以上で終わります。
○平賀委員 最後に、ほんの一言だけ。 そうした一杯船主の皆さんの資金の調達のために、内航総連としましても債務保証をしましょうということで、今いろいろ頑張っているわけなのです。運輸省として、内航総連の債務保証の事業に対するいろいろな支援をぜひしていくべきだと思うのですが、この点についての検討をされているのかどうなのか、その点を最後に聞いて、終わりたいと思います。
○平賀委員 その基金の範囲内で負担をするということになっているわけなのですが、そもそも今度TSLをつくって事業化をするに当たって、国がその支援措置をするというのは初めてじゃないでしょうか、こういう事業に国が支援をするというのは。これは初めてなのかどうなのか、それだけでいいですから、大臣、答弁をお願いします。
○平賀委員 見守るだけではなくて、一歩踏み込んで支援をしていただきたいということを最後に申し上げて、質問を終わります。ありがとうございました。
○平賀委員 それは、ぜひさらに踏み込んで検討していただきたいと思います。 それからもう一つ、そもそもこの放置艇の問題がなぜ生まれてくるのかについて。 現状では船舶を購入した場合、自動車でいえば車庫証明がなくても購入できるという問題があると思います。
○平賀委員 今、メーカーにも積極的に支援を要請していきたいという答弁がありましたが、この点については、もう少し具体的にどの辺まで考えてみえるのか。九八年の五月十五日の運輸委員会で、このプレジャーボートの問題で、当時の藤井運輸大臣がメーカー負担の問題についても前向きに検討したいというふうに言われておりましたので、具体的にどの辺まで考えているのか、その点についてちょっと伺いたいのです。
○平賀委員 以上で終わります。
○平賀委員 私は、日本共産党を代表して、平成十二年度予算三案につき政府がこれを撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、提案理由及び概要を御説明いたします。 まず、撤回のうえ編成替えを求める理由についてです。 政府予算案は、公債依存度が三八・四%に達し、四割近くを借金に頼るという異常な事態となっています。
○平賀委員 先ほどお話しの中で、そういう公共事業の問題について、議会の中でもいろいろチェックをやっているという地方自治体が全国的にはいろいろあるというお話をされました。先ほど言われた、チェック機構を持つというふうなこともありますけれども、さらにどういうふうなことを具体的にやられているのか、どういうふうな特徴があるのか、その辺について伺いたいと思います。
○平賀委員 公共事業の問題について言いますと、先ほど、今の日本の財政状況を考えてみて、やはり公共事業の問題で、長期的には公共事業の半減というふうなことをお話しされましたけれども、どういう計画といいますか、長期的にどの分野を削るのかとか、具体的な内容についてちょっとお話しいただきたいと思います。
○平賀委員 以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。
○平賀委員 もう一回ちょっと確認しますけれども、この場合について男女の差別になるんじゃないのかと私は言いましたけれども、これはまずいことだというふうにお考えなんですか。
○国務大臣(続訓弘君) 実は、衆議院の特別委員会で御党の平賀委員から御質問がございました。そこで、お読みいただきましたように、私に唐突な質問でございましたので、そういうお答えを申し上げました。 帰って調べてみました。本当に太田長官がおっしゃったような資料があるのかと、重ねて事務当局に調査を命じました。確かに、資料としてはございません。
○平賀委員 よくまだわからないのですが、時間もありますので、最後に、私は、コンクリートの劣化対策の問題で、これは原因究明というのがやはり一番大事だと思います。それによって、どういうふうな対策を講じることが必要なのかということになるわけですから。
○平賀委員 ちょっとよくわからなかったのですが、そういうことを想定して実際に強度の検討なんかはやったんですか。現に落ちているわけでしょう。もしかしたら直撃するかもしれないわけですから。その点について検討をしているのかどうなのか。
○平賀委員 以上で終わります。ありがとうございました。
○平賀委員 今いろいろと、独立行政法人にした方が一層よくなるんだという趣旨のことを述べられたと思います。 行政改革会議の最終報告、この七十五ページのところで、行政機能の減量化の基本的な考え方というところがあります。そこでは「行政機能の減量は、重要な課題となる。」「外局制度及び独立行政法人制度を活用し、その自律的、効率的な運営の徹底を図る。」
○平賀委員 十月五日に就任をされたというのは、それは私もわかりますよ。しかし、少なくともこれだけ大きな国家百年の大計を論ずるというわけでしょう。
○平賀委員 そんなばかな答弁、絶対ありませんよ。少なくとも前提条件を形づくる資料でありますから、絶対にその答弁は私は納得いきません。
○平賀委員 さらに活性化させるといいますけれども、独立行政法人の制度の仕組みからいいましても、これは目標を達成する中期計画をつくって、それで効率化を徹底して追求して、そして評価を行って、場合によっては組織を見直しして改廃もあり得る、こういう仕組みですから、これがなぜ活性化につながるのか、私は全然わからないのです。どうなんですか。
○平賀委員 私、一番素朴な疑問なんですが、なぜこの八十六の事務事業が独立行政法人の対象になるのか、ここの点について答えてください。
○平賀委員 警告書は強制力のないものだという答弁がありました。強制力がなければ、その警告書に基づいて具体的にどういうふうな対策を講ずるかどうかというのはこれはJRの判断にかかっているわけであります。 ですから私は、こういう強制力もないようなものを乱発するというのは、やはりそういうふうなことの反映だと思っているわけです。
○平賀委員 今、行政の継続性ということが言われ、前大臣からずっと引き継いでこられました問題についてはしっかり守っていくという趣旨の答弁があったと思います。
○平賀委員 この問題というのは、原点は、国策によってこの問題が生まれ、そして国会の場でも大臣が、一人たりとも路頭に迷わせない、そして組合間の差別は行わない、こういう言明を行って、附帯決議もできたわけです。ですから、大臣はそういうことをしっかり実現する責務を持っていると私は思うのですが、この点についての考えを聞きたいと思います。
○平賀委員 日本共産党の平賀高成でございます。 今回日本列島を縦断しました台風十六号、十八号は、全国各地に大変大きな被害をもたらしました。熊本県不知火町で、高潮によりまして十二名のとうとい命が失われたのを初め、人的被害や、さらには農業や林業の被害も大変広範囲にわたって広がっております。
○平賀委員 私は、板ガラス協会から資料をいただきました。そこで、例えば強化ガラス一平方メートル当たり一万二千四百円です。ところが、飛散防止のフィルムをつけた一般の普通のガラス、これは一平方メートル当たり一万二千六百円で、一般のガラスの方が高いのですね。
○平賀委員 最後に一言だけ。 私は、まず安全な場所で子供たちが学ぶべきだ、なぜこういうふうなことを文部省は見逃すのか、どこから考えてもおかしいということを一言最後に申し上げて、是正を求めて、終わりたいと思います。以上です。