1951-10-26 第12回国会 衆議院 郵政委員会 第4号 これを私どもが経済の平時年次として基準にとつております昭和十一年のころと比較してみますと、お手元に半きれの紙を差上げてございますが、それでごらんになりましても、昭和十一年においては鉄道の旅客運賃は三等一人一キロ一銭五厘五毛であつたのであります。これは一人のお客さんを一キロ運ぶ際にちようだいする運賃の額であります。現在においてはそれが一円四十五銭で、昭和十一年に比べて九十三倍になつている。 津田弘孝