2015-04-22 第189回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第4号
タイは、九三年の平成米騒動のときに余り日本の好みに合わないという話ですから、どこから持ってくるのかというと、案外、日本向けの輸出力のある国はないかなと。問題は、日本の米離れの方が問題だなという気がしますけれども。
タイは、九三年の平成米騒動のときに余り日本の好みに合わないという話ですから、どこから持ってくるのかというと、案外、日本向けの輸出力のある国はないかなと。問題は、日本の米離れの方が問題だなという気がしますけれども。
一番最初にまずお伺いしたいのは、先ほど農水大臣のお話の中にもございましたけれども、現行の食糧管理法を撤廃して新しく新食糧法をつくるということになったきっかけはことしの米騒動によるんだと、こういうことをおっしゃっておられましたけれども、昨年の暮れからことしの春にかけてパニックに陥った、平成米騒動とも言われることしの米不足の状況から何を教訓とされたか。まずそこからお伺いをしたいと思います。
その点を、例えば平成米騒動と言われる昨年産米の凶作による暮らしの混乱について考えてみたいと思います。 平成米騒動と言われる米不足に際しましては、国民生活センターで相談を処理しておりますと、消費者の悲鳴にも似た声が上がってきたと考えていいかと思います。
その畜産農家で、我が国の例えは和牛を見てみますと、昨年の冷害のときにも、一連の米騒動、平成米騒動のときに、消費者の食料品に対するアンケートというのが、価格は三番目だったんですね。一番目は食味なんであります。二番画が安全性なんですね。三番目が価格なんですよ。
また、今回の平成米騒動の中で国産米への志向の動き等を見ると、日本の米、国産米が非常に家計費の中で高くて大変だというような点とは、そういう批判とはやや開きがあるのではないか、こう思います。 そういう点で、米を日常の家計費の中で一般に国民や消費者の皆さんが高いと感じておるのか、そうでもないと感じておるのか。難しい質問ですが、どう感じているというように受け取っていらっしゃるか、ちょっと伺いたい。
そして、平成米騒動とも言える大変な大騒動になったわけです。その混乱の要因は、備蓄が十分でなかったということも一因ではないかというふうには思いますが、私は、食管法というのはこういう事態にも備えてやっておかなきゃいけない、そのための食管法だ、こういうふうに思うわけです。そういう中で、今回の米価、政府米の集荷がどれくらいできるかということを私は非常に心配をしているわけです。
まず、百年に一回という大凶作、そしてまた、ミニマムアクセスの受け入れ、こういう中での農家の非常な不安あるいはまた平成米騒動、こういうような中での国産米への志向の強さ等考えると、米価本体の据え置きということは、諮問案での据え置きということは非常に残念な気がするのであります。
○国務大臣(加藤六月君) この問題につきましても、我々は平成米騒動という大変苦い経験をいたしました。のど元過ぎて熱さを忘れてはならない、こういう気持ちははっきり持っておるところでございます。
今回のミニマムアクセスの受け入れ、あるいはまた平成米騒動等々、いろいろな問題を通じて強くその点を思い、またその方向に向かっていかなければならぬと考えております。 それから森林については、もう私が改めて申し上げるまでもありません。単に木材を利用するということだけじゃなしに、緑と水の源泉である。
昨年の米大凶作に端を発する一連の平成米騒動は、その後やや平静を取り戻してきております。当面、政府においても米不足に備えた備蓄制度について鋭意前向きの検討がなされているものとは思いますが、昨年のように相次ぐ長雨、台風災害、冷害によって、作況指数は七四、二百二十万トンの米が不足し、外国産米を輸入するという大変な米パニックが起こり、大きな問題となりました。
○加藤国務大臣 昨年の冷夏、そしてまた先般の平成米騒動と言われておる一連の問題につきまして、私たちも改めて、備蓄という問題は真剣に深く今後検討していかなければならぬと考えておるところでございます。何としても安全な食糧を安定的に国民に供給していくということは国としての重要な仕事である、こう考えておるわけでございます。
○加藤国務大臣 二月、三月、四月にありましたいわゆる平成米騒動、私たち政治の場にある者としては本当に胸を痛め、また心配したことであるということについては、全く同感でございます。そして、そのことが食管制度といろいろ結びつけて考え、議論されたというのも事実でございますが、私は、食管制度があったからこそ早くこの騒動はおさまったということと考えております。
そしてそういう中で、やはり私は、先般の平成米騒動あるいはまたああいう大不作等々を通じて、食管法があったから早く安定したという気持ちは持っております。しかし、ミニマムアクセスを受け入れるということでございますから、これからいろいろ多くの問題が起こってくるのは当たり前だと思います。
自分で自分の首を一生懸命絞めるような行為が行われておるということになると食管法は要らなくなる、そこら辺は、私たちは今回の平成米騒動を通じて幅広く認識したところでありますから、そこら辺はぜひ消費者も生産者もよく踏まえていただきたい。 したがいまして、私は、食管法の基本は守りつつ幅広い検討を行います、ここに尽きると思うわけでございます。
しかし考えてみると、平成米騒動と言われたときにあの騒動が一日も早くおさまったのは、ある面でいうとタイ米のおかげでもあったということを忘れてはならぬ。今後、いろいろな問題についてはよく勘案していかなくちゃならぬと思っているところでございます。
○加藤国務大臣 平成米騒動等の問題の際にも私たちは改めて備蓄の重要性というものを痛感し、今後これに対して真剣に取り組みたいと考えております。
よく我が党が、日本新党が、都市型の考え方であろう、こういうふうに言われておりますが、実は食糧問題について一番関心の高いのは都市居住者であるというのがことしの平成米騒動で一大クローズアップされたということを考えますると、ただ単に都市、農村という問題ではなく、我が国の農業の問題は一億二千万、総じて全員がいい知恵を絞って我が国の安定した食糧の供給体制をどうとるか、こういうふうに認識をいたしておるところでございます
○木幡政府委員 先生御指摘のとおり、実は、ことしの平成米騒動と言われる中で、アンケートが各社から出されました。大変興味深いものがございまして、消費者の中には、食糧に対する考え方が、第一番目には安全で安定した供給をお願いしたいということが大変強い要望でございまして、価格の面についてはその下にアンケートが上がってきた。
そこで、私たちとしましては、ミニマムアクセスを受け入れた問題、そしてまた昨年の前古未曾有の不況という問題、そしてこの二月、三月にありました平成米騒動、これはまあ備蓄問題になるわけでございますが、こういった問題を幅広く議論し、検討し、そして、ただいま農政審議会において全国各地の皆さんの御意見を承っておるところでございますが、これらを総合的に勘案しまして、国民に安定的な食糧を供給し、また生産者である農民
○木幡委員 午前中の質疑をお聞きしますと、連立政権が何十年も政権を担当していたのかなという錯覚に陥るのでありますが、今日騒がれております平成米騒動と言われるものは、長い間の我が国の農政、これは大変難しいことはよく承知しておりますが、そういった中でいろいろな問題が複合的に一気に出てきた、こういうふうな認識を持っている者の一人であります。